帰国した香川真司
ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司が、1日に帰国した。
今シーズン、マンチェスター・Uからドルトムントに復帰した香川だったが、チーム全体として不調のシーズンとなった。「最後にカップ戦も負けてしまいましたし、悔しさがあります」「期待に応えられなかった」と悔しさをにじませた香川。
シーズン終盤には得点やアシストなども記録したが、「コンディションは悪くないです。結果が出ない時に根気よくやり続けることが大事」と話すも、リーグ戦で5得点という結果について、「納得いっていないです。チームとしても今シーズン苦しみました」と振り返った。
6月11日のイラク戦と、ロシア・ワールドカップのアジア2次予選・初戦となる16日のシンガポール戦に臨む日本代表に同日招集された香川には、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も「期待している」とコメントしていたが、「監督の熱意を感じています。楽しみなチームになると思います。この2試合をしっかりといいスタートにしたいです。若い選手も入って、刺激になります」と、W杯予選へ向けて気を引き締めている。
今回の日本代表にはヘルタ・ベルリン所属のMF原口元気が招集されているが、「凄くドリブルのスピードがありますし、走れる選手です。監督のサッカーに合っていると思います。代表でも互いに特長を出しあっていきたいです」と能力を称えている