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長谷部、準々決勝に決意「綺麗なサッカーだけでなく戦うことも」

2015.01.21

練習後、ファンにサインをする長谷部 [写真]=兼子愼一郎

 日本代表は21日午後、アジアカップの準々決勝に向けた練習を開催地のシドニーで行った。

 前日に行われたグループ最終戦で、ヨルダン代表に2-0で勝利。3連勝でグループDの首位突破を果たし、21日午前にシドニーに移動した。練習は公開されて、選手たちは約1時間に渡って体をほぐした。

 ヨルダン戦でフル出場した長谷部は、キャプテンとしての国際Aマッチ出場が56試合となり、元日本代表の宮本恒靖氏を抜き、歴代単独トップに立った。2010年の南アフリカ・ワールドカップ直前にキャプテンマークを託されてから、4年半。「信頼して指名してくださった岡田(武史)監督から(アルベルト)ザッケローニ監督、そして(ハビエル)アギーレ監督、その人たちがいなければ、今こうしてキャプテンをすることはできていない。あと、やはりチームメート、そして周りの人たちに支えられてやっているのかなと思います」と、感謝を口にした。

 4年前のカタール大会でもキャプテンとして優勝に貢献した長谷部。23日にはグループCを2位通過したUAE代表との準々決勝が迫る。「グループリーグと違って負けたら終わりなので、そういう意味ではもう一度気持ちの部分でも、しっかりとチームとして試合に臨む雰囲気を作り上げていかないといけない」と引き締める。「やはりこれから厳しい戦いが続くと思うので、そういう意味では綺麗なサッカーだけでなく、戦うところももっと求められるのかなと思う」と、気持ちを新たにしていた。

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