イラク戦に途中出場した日本代表MF清武弘嗣 [写真]=Getty Images
AFCアジアカップ オーストラリア2015のグループリーグ第2戦が16日に行われ、グループDでは日本代表とイラク代表が対戦。FW本田圭佑のPKで得た1点を守り切った日本が、1-0で勝利を収めた。
後半途中から出場したMF清武弘嗣は、「いい距離を保ちつつ、(香川)真司くんが入るスペースをあけて、その後を拾うという感じでやれていた。なるべくボールサイドに行って、近い距離でポンポンとボールを回せたのはよかったと思います」と試合を振り返った。
結果については、「(得点を)取れるチャンスはたくさんあったし、もったいないと言えばもったいない」と悔しさを見せながらも、「失点ゼロで終えたことは大事だと思う。点は自ずともっと入るようになると思います」と2試合連続無失点の守備を評価した。
それでも初戦のパレスチナ戦に比べ、チャンスに絡む場面が多かった清武。「僕もシュートのシーンがあったし、圭佑くんに出したシーンもあった。真司くんが上げて、オカちゃん(岡崎慎司)がヘディングするシーンもあった。ゴール前での自分のシュートは振り抜かずに、冷静にインサイドに当てればよかったと思う」と、次々に悔しさがこみ上げる。
交代直後、左サイドに入った清武のグラウンダーのクロスにファーサイドの本田が足を伸ばしたが、シュートは惜しくもゴールポストに阻まれた。清武は、「圭佑くんに出したパスももう少しマイナスだったら、入っていたと思う。GKが出てきそうだったので、それで速いボールを入れました」と反省を口にした。
日本代表は20日、グループリーグ最終節でヨルダン代表と対戦。引き分け以上で自力のグループ首位通過が決まる。