事前合宿最終日の練習に臨んだ岡崎慎司 [写真]=兼子愼一郎
日本代表は8日、アジアカップが開催されるオーストラリアにあるニューカッスル近郊のセスノックで練習を行った。
3日から行われていた事前合宿は最終日を迎え、マインツ所属のFW岡崎慎司は、「こうやってこんなにいいグランドを使わせてもらってることに感謝してるし有難いと思う」と感謝を示すと「自分たちが来たことで喜んでもらえる人もいるし、応援してくれると思うし、自分らが勝ち上がって行って、喜んでもらえるようにしたいなと思う」と続けて、「やっぱり勝たないと意味がないと思うんで、勝ちたいですね」と勝利を誓った。
クロスからの攻撃パターンを突き詰めていた練習を行い岡崎は、「速いボールをガンガン上げて、盛り上げていく」と語り、「監督も1つ1つ厳しく上がらなかったら言うし、それに対してチームも盛り上がれてるんで、質を求めながらもチームとしての一体感もうまく出てきてると思う」と、チームの雰囲気の良さにも繋がっていると明かした。
さらに岡崎は「練習で盛り上がるとそのままの勢いで行きやすいんで、すごくいい状態かなと思う」とチームの状況に言及するも、「始まらないと分かんないというか、始まって手堅く勝ち上がりながら調子を上げていくっていうのが今は一番いいのかなと」とコメントした。
また、9日に開幕が迫ったアジアカップに向けて、「どこのチームも100パーセント以上の力で戦ってくるって考えると、僕らも連覇しようと思ったら難しいと思う」とコメントするも、「ワールドカップで一番悔しい思いをしたのがどこのチームだっていうのを見せればいいかなと思うんですよね」と、ブラジル・ワールドカップの悔しさをアジアカップ連覇に繋げると意気込んでいる。
日本代表はこの日の午後に、初戦が行われるニューカッスルへ移動。アジアカップ・グループDの日本代表は、12日にパレスチナ代表、16日にイラク代表、20日にヨルダン代表と対戦する。