11月のオーストラリア戦に出場した日本代表FW本田圭佑 [写真]=Getty Images
アジアカップは9日からオーストラリアで開催される。現地のオーストラリア紙『シドニー・モーニング・ヘラルド』が、同大会に先駆けて注目選手を5名選出し、3日に発表している。
注目選手の1人には、大会に向けてすでに現地に入り合宿を行っている日本代表から、ミラン所属のFW本田圭佑が選出された。
同紙は「ミランのベストプレイヤーで、セリエAでのベストの1人と言えるだろう。非常に鋭いテクニックを持ち、世界でもトップクラスだ」と本田を称賛。
さらに同紙は「素晴らしいファーストタッチとコントロールを持つ本田は、フィジカルのある選手たちと対しても負けることが少ない。ビッグゲームの達人で、重要な試合で活躍する選手。それは前回のアジアカップでMVPに輝いたことが証明している」と続け、「彼は今28歳だが、ワールドクラスのゲームメイカーに向けて成長を続けている。セットプレーでも彼はゴールを脅かす大きな存在で、巧みなパス能力でディフェンダー陣を裂くことも可能だ」と説明した。
そして最後に、「彼の威張るような態度(自信なのか傲慢さなのかは個人の見解によるが)で、不快に思う人もいるかもしれないが、彼ほどの良いプレイヤーなら仕方ないだろう」とコメントしている。
その他の4名は、カタールリーグのアル・アラビに所属するイラン代表FWアシュカン・デジャガ、同リーグのアル・サッドに所属するカタール代表FWハルファン・イブラヒム、レヴァークーゼン所属の韓国代表FWソン・フンミン、UAEリーグのアル・アインに所属するUAE代表MFオマル・アブドゥッラフマーンが選ばれている。
日本代表は、12日に行われるパレスチナ戦でアジアカップの初戦を迎える。