元日に練習を行う日本代表FW本田圭佑 [写真]=小林浩一
1日、日本代表は9日からオーストラリアで開催されるアジアカップに向けた国内合宿4日目の練習を実施した。
早速、元日からトレーニングで汗を流した日本代表FW本田圭佑は、「元日も普段と変わらない気持ちで臨めるのが理想なのかもしれないですけど、やはり自分は日本人なんで。大晦日や元日っていうのは心機一転というか、いろんなものを決めるのもこの時期。まとめて反省するのもこの時期だし、そういった意味で元日は自分にとっても特別という思いはありますね」と心境を明かした。
ブラジル・ワールドカップ敗退後に「時間をかけて、また一から自分自身が物差しづくりというのをしないといけない」と話していた本田。約半年が経過した今でも、「やることは決まっているんで。反省はしましたし、取り組むものが大きく変わるわけではない」と“物差しの改革”への姿勢を示し、「継続性っていうのが1つのテーマになってきている」と続けた。
目前に迫ったアジアカップについては、「もちろんワールドカップとは違って、アジアカップは前回優勝していますし、日本に挑戦してくるチームが出てくる。それに対してどういった形で受け止めるか、どう試合に臨むかというのは、明らかにワールドカップとは精神面で違ってくる」とコメント。ディフェンディングチャンピオンとして戦う難しさを口にし、「どの国にも負ける可能性、優勝できる可能性がある。少しでも(優勝の)可能性を高めるためには、精神的にどう挑んでいくかが大事です」とメンタル面の重要さを説いた。