本田は前回大会で、MVPに輝いていた [写真]=小林浩一
日本代表は30日、来年1月9日からオーストラリアで開催されるアジアカップに向けた国内合宿2日目の練習を実施。午前中にフィジカルテスト、午後は約90分間のトレーニングを行った。前回大会の優勝メンバーであるMF本田圭佑は練習後、「こういうところで結果を出していかないと期待には応えられない」と、連覇への意気込みを明かした。
優勝への思いを語る本田だが、「前提としてアジアカップはそんなに簡単ではない」と警鐘を鳴らす。口からは、「前回も本当にギリギリで優勝したことを忘れてはいけない」と気を引き締める言葉が続いた。
一方で、自身の思い描く考えもある。「今回も勝ちにいく上で、内容も前回と同じではいけないなとは感じている。ただ、内容を求めすぎて優勝できないということも違う。どちらも求めていかないといけない」。
「今、どういう風な感じでいくのか、自分自身もまだわかっていないというか。精神状態がどうなっていくかは、自分自身でも非常に興味深いものではある」。来年1月12日に行われるパレスチナ代表との初戦に向けて、自身の胸の内を明かした。
日本はアジアカップで、グループDに所属。16日の第2戦でイラク代表、20日のグループ最終戦でヨルダン代表とそれぞれ対戦する。