ドリブル突破を図る岡崎慎司(右) [写真]=兼子愼一郎
キリンチャレンジカップ2014が14日に行われ、日本代表とホンジュラス代表が対戦。吉田麻也と本田圭佑、遠藤保仁の得点で3-0とリードして前半を終えた日本は、後半にも乾貴士の2得点と豊田陽平の得点が生まれ、6-0と大勝した。乾と豊田は代表初得点だった。
試合後、岡崎慎司が勝利を振り返った。
センターフォワードの位置で先発出場した岡崎は「最低限のことはできたとは思いますけど、もっとシュートの形が欲しいと思う。FWなので、やっぱりもっとシュートを打ちたいというのもあるし、あれだけチームが良い状態だったら、自分にもボールが集まってくるようなパターンが欲しいという感じはします」と、自身は無得点だった一戦を振り返った。
今後に向けては、「今日みたいな相手にうまく戦えたことは良いことだと思います。例えば今日だったらある程度、高い位置に2ボランチが高い位置を取るようなことができたとしても、何ら怖いことはなかった。またこれが違う相手になった時は、もしかしたらあれができないパターンもあるわけで。途中から良い形でカウンターで圭佑がドリブルして行くパターンがあったけど、両サイドで点を取るようなパターンも必要だと思う」と課題を口にしつつ、「今日は今日で終わりで、また違うパターンも出てくると思うんですけど、戦えた部分が一番良かった部分。みんなが点を取りたくて、みんなが結果を出したいというのがもう1回蘇ってきた」と収穫を語った。
日本代表は18日にオーストラリア代表と対戦し、来年1月のアジアカップに備えることとなる。岡崎は「チームのバランスを乱すのはあれだけど、でも何かを残そうとするのはチーム全体としては良いことだと思うので、次のオーストラリア戦も誰が出るかわからないけど、今言われていることが良い緊張感になっていると思う。こういう緊張感を続けていくことが大事なので、一喜一憂はしないという感じですね」と語った。