日本代表は10日、今月行われるキリンチャレンジカップ2014に向けた合宿を愛知県内で開始した。
2カ月ぶりの復帰となった長谷部は、初日から参加。ハビエル・アギーレ新体制の初陣だった9月に招集された際は、けがで途中離脱を余儀なくされていただけに、「初めてのようなものなので新鮮」と語る。「メンバーも練習も、ピッチ外の雰囲気も今までとは全然違うし、また新しいもの、新しいスタートなのかなと思います」と心境を続けた。
アギーレ監督は、母国メキシコでのサッカー殿堂選出のために合宿から一時離脱。指揮官不在の状況だが、「とにかく日本代表としての誇りというか、そういうものをしっかり持ってやってくれというのは言っていました」と、監督からの言葉とともに「コーチ陣と、そして選手自身で盛り上げてやっていきたい」と意気込みを明かした。
アギーレ体制下での出場はないだけに、過去4試合の印象について、「客観的に見ていましたけど、とにかく色々試しているのかな」とコメント。「色んな選手にチャンスが与えられていますし、自分も今回こうして選ばれたら、やはりそこで示さなければね。また呼ばれるか呼ばれないかは、そこでの示し方によって変わってくると思います」と語った。
日本代表は14日にホンジュラス代表と豊田スタジアムで、18日にオーストラリア代表とヤンマースタジアム長居でそれぞれ対戦する。