前日練習を見守るアギーレ監督ら [写真]＝嶋田健一
日本代表は9日、キリンチャレンジカップ2014のジャマイカ代表戦に向けた前日練習を試合会場のデンカビッグスワンスタジアムで行った。
練習後、前日会見に臨んだハビエル・アギーレ監督は今合宿について、「守備のみではなく、守備と攻撃、両方のバランスを取りながらトレーニングを行った」とコメント。先月の初陣2試合で4失点だったこともあってか、「前回の合宿よりも、よりいいディフェンスができないといけない」と語った。
今回の合宿では、DF吉田麻也が負傷で不参加。DFリーダーが不在だが、指揮官は、「森重がディフェンスラインでプレーする」と明言し、先月の2試合はアンカー起用だった森重真人の配置転換で対応することを明かした。
また、会見ではFW岡崎慎司の起用法にも言及。「私は複数のポジションをこなせる選手を好む。オカは右でも左でも、真ん中でもプレーできる選手」という評価を口にするとともに、「プレーをするために、どこが一番適しているかは探さないといけない。今回の合宿では真ん中で考えている」と話し、所属するマインツ同様にセンターFWを任せる見込みとなった。
アギーレ体制での初勝利を目指す日本代表は、10日のジャマイカ代表戦後にシンガポールに移動。14日に同地で行われる国際親善試合で、ブラジル代表と対戦する。