ワールドカップでは背番号10をつけた香川 [写真]=FIFA via Getty Images
日本代表を率いるハビエル・アギーレ監督は1日、10日に行われるキリンチャレンジカップ2014のジャマイカ代表戦と、14日に行われる国際親善試合のブラジル代表戦に臨む代表メンバーを発表した。
メンバーには、ドルトムントに所属するMF香川真司が復帰した。今夏のブラジル・ワールドカップ以来の選出となったが、アギーレ監督も「前回もリストに載っていた選手」と語るように、先月行われた新体制の初陣では、負傷のために招集外となった経緯がある。
今シーズン開幕直後に古巣ドルトムントに復帰した香川に対しては、指揮官も「非常に能力が高く、沢山の解決策を持っている」と高評価を与える。アタッカーとしてはもちろん、「ヨーロッパで長年プレーしているので、守備のところでも力をつけていると見ているので、オールラウンドの力を持っている」と見込む。
クラブでの主戦場はトップ下だが、「ハーフウェーラインより前だったら、どのポジションでもこなせる選手」と言及。「基本的に4-3-3の中盤の選手だと考えている」と起用法についても示唆した。
3カ月半ぶりの復帰となるが、「彼が参加できることを嬉しく感じている」と、指揮官も期待を隠そうとしなかった。