横浜に移動し、練習を行った日本代表の吉田麻也 [写真]=小林浩一
日本代表は7日、キリンチャレンジカップ2014に向けた合宿7日目の練習を横浜市内で行った。約90分間の練習では、11対11の紅白戦も実施。9日に行われるベネズエラ代表戦を控え、調整を進めた。
ハビエル・アギーレ新体制で、GK川島永嗣とFW本田圭佑とともにキャプテンの1人に指名されたDF吉田麻也。しかし、7日の練習後には「ずっと言っているが、やるべきことは変わらないし、しっかりやっていきたい」とあくまでも自然体を強調。「メンバーも変わって、どのポジションにも競争がある」と気を引き締めた。
一方で、新体制になって間もないこともあり、「監督やコーチングスタッフも、初めての国で新しい仕事ということで、まだまだ100パーセントの能力を出し切れていないと思う」と語る。自身もオランダとイングランドを合わせて6シーズン目を迎えているだけに、「それは僕らがヨーロッパでの最初の数カ月がすごく大変なことと同じで、向こうの人がこっちに来るのも大変だと思う」と、指揮官の状況を慮った。