練習中に笑顔を見せたアギーレ監督 [写真]=兼子愼一郎
日本代表は1日、キリンチャレンジカップ2014に向けた合宿初日の練習を行った。
8月に就任したハビエル・アギーレ監督のもと、はじめて行われた練習には16選手が参加。所属クラブでの試合の関係から、川島永嗣と長友佑都、酒井宏樹、田中順也、岡崎慎司、本田圭佑、柿谷曜一朗の7選手は合流しておらず、長谷部誠は左ひざの違和感から別メニューだった。
練習後、アギーレ監督は、「どの選手もいい状態で合流できたし、明日到着する選手もいるが、同じような状態で来ることを願っている」「今日はリカバリートレーニングだった。48時間前にプレーしている選手が多く、ヨーロッパからの長い移動もあったので、それが第一のこと。選手達に声をかけて冗談を言うことは私のスタイルだから、それをはじめた」と、初の日本代表練習を振り返った。
新しい練習着を着た心地を「とても気分がいいが、ちょっと痩せないといけないと思う」と冗談を飛ばしたアギーレ監督。「とても良かった。ベテランも若手も、新たに代表に入った選手達も協力し合いながら、楽しみながらトレーニングができた。とても良かった」と、初日の練習に手ごたえを感じたようだ。
練習の冒頭では選手を集めて約5分間、話をしたが、内容について問われ「それは言わない(笑)。まとめれば新しいプロジェクト、新しいステージが始まっている。そして、目的はロシア、2018年に行くことだと言った」とコメント。
5日にはウルグアイとの新体制初戦を迎える日本代表。アギーレ監督は、「基本的に4-3-3でプレーして、試合開始1分から90分までしっかり戦うこと。しっかり走って、いいプレーをして勝つことを目指す。でも、簡単ではない、ウルグアイはトップクラスだ」と話し、チームに戦う姿勢を見せることを求めている。