ゴールが決まり、子ども達とハイタッチする香川
イタリア寝具メーカーであるマニフレックス社主催による「第2回TEAM SHINJI ~夢を追い続けよう~」が12日に開催され、マンチェスター・Uに所属する日本代表MF香川真司とサッカー解説者である元日本代表MF名波浩氏が登場した。
昨年に続き2度目の開催となった同イベント。3000名の観客との「香川真司トークショー」や「お楽しみ大抽選会」、東日本大震災の復興支援に充てる「チャリティーオークション」が行われた他、抽選で選ばれた小学4~6年生60名と、そのお母さん60名を対象とした「ジュニア&ママ サッカークリニック」が実施された。
トークショーでは「子供が本当に好き」と語った香川。クリニックではまずステージに立って、参加者とともに入念なストレッチ。その後、名波氏の指示の下、ボールタッチのトレーニングを子供たちと行った。
ミニコートでは子供たちの試合を開催。香川、名波氏両名が各コートで子供たちのチームに混ざって試合に参加した。
さらには子供たちの各チームと香川・名波チームに分かれての試合も実施。香川がドリブルで突破からのゴールや、名波氏が香川のコーナーにヘディングで合わせてネットを揺らすなど、大人気ないプレーを見せる一方、子供たちも香川からボールを奪ってゴールを陥れるシーンも見られた。
トークショーでは、同じポジションでプレーしているという男の子から「香川選手のようなテクニカルなドリブルをするには?」と質問を受けると、「練習をして、なんでもチャレンジすることが大事。ワールドカップでも痛感したのは最後の場面でどうやって違いを作って、シュートまでいけるかが自分の課題と思っているので。それを克服するには練習であったり、日ごろの試合でチャレンジして、イメージして、やり続けることが大事だと思います」とアドバイス。
イベント後の取材の際にも、「まずはサッカーを楽しむことが一番大事ですし、そういった中でもこだわることであったり、1対1で負けないことであったり。短時間ですから、なかなか全てを伝えるのは難しいですけど、こうやって一緒にプレーをして、子供たちの高い目標につながってくれればいいと思っています」と、子ども達に伝えたいメッセージを送っている。