試合前、円陣を組む日本代表 [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第3節が24日に行われ、グループCでは日本代表とコロンビア代表が対戦した。
決勝トーナメント進出のためには勝利が絶対条件の日本は、香川真司が先発に復帰し、青山敏弘も先発に名を連ねた。一方すでにグループリーグ突破を決めているコロンビアは前節からスタメン8人を変更。ハメス・ロドリゲスやテオフィロ・ロドリゲスが外れ、ジャクソン・マルティネスやアドリアン・ラモスがスタメンとなった。
日本は開始9分、長谷部誠がピッチ中央付近からロングボールを前線に送ると、大久保嘉人がペナルティエリア内で受け、反転から切り返してコースを作ってシュートするが、しっかりミートできず、DFのブロックに遭う。直後にも大久保はミドルシュートで積極的な姿勢を示す。
14分には内田篤人が遠い位置から狙うと、そこから得たCKも流れから長谷部がミドルシュートを打つも、GKダビド・オスピナの正面だった。日本が押し込む展開の中、迎えた17分、コロンビアはペナルティエリア内にスルーパスが出ると、アドリアン・ラモスに対して今野泰幸が倒してしまい、PKの判定。フアン・クアドラードが決めて、コロンビアが先制する。
日本は26分、左サイドで大久保が浮き球をヘディングで落とすと、拾った香川がドリブルからそのままシュート。しかし枠の左に飛んだボールはGKオスピナが腕を伸ばして弾いた。33分にはゴール正面やや左で得たFKを本田圭佑が直接狙ったが、枠の右へそれた。3分後にも内田の右クロスをファーサイドの大久保がバイシクルシュートしたが、クロスバーを大きく越えた。
コロンビアは42分、右サイドをアドリアン・ラモスが突破し、中央へのグラウンダーのクロスをジャクソン・マルティネスが合わせたが、ゴール左へ外れた。前半はコロンビアリードで終えるかに思われたアディショナルタイム、右サイドからのクロスに岡崎慎司がダイビングヘッドで合わせて、ネットを揺らし、日本は同点にして試合を折り返す。
【スコア】
日本 1-1 コロンビア
【得点者】
0-1 17分 フアン・クアドラード(PK)(コロンビア)
1-1 45+1分 岡崎慎司(日本)
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