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マンU退団のファーディナンド、日本を酷評「かなりつまらない試合」

2014.06.20

W杯中、『BBC』で解説者を務めているファーディナンド [写真]=The FA via Getty Images

 ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第2節が19日に行われ、グループCでは日本代表とギリシャ代表が対戦。日本はボールを支配し、ギリシャに退場者が出たため、数的優位も得たが、最後まで得点を挙げることはできず、スコアレスドローに終わった。

 イギリスでは同試合を『BBC』で放映。ワールドカップ期間中に同局で解説者を務めている元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドが、同試合について語った。

 ファーディナンドはまず試合内容について、以下のように分析した。

「ギリシャの(コンスタンティノス)カツラニスに出された2枚のイエローカードは正しかったし、どちらも危険なタックルだった。だが、10人になってから試合を優位に進めたのはギリシャだった。各選手の運動量が増え、広範囲でプレーした」

「前半の日本のチャンスは大迫(勇也)の打った2本のシュートだけだった」

「日本は10人の相手に酷い試合をした。彼らには必死でボールを追いかけ、ギリシャに攻撃を仕掛けようという意志が感じられなかったし、ボールを奪ってからも、無駄なタッチでプレーを遅くしていた。かなりつまらない試合だったし、勝てるとは思えなかった」

 2013-14シーズン限りでマンチェスター・Uを退団することを発表しているファーディナンドは、昨シーズンまでともにプレーした日本代表FW香川真司について、以下のようにコメントしている。

「香川は途中出場で違いを作った。彼は素晴らしい小柄な選手だし、常に何かをしようという意志がある。ギリシャの裏に素晴らしいボールを入れて好機を作った。彼が入ってから日本には少しキレが生まれたが、それでも十分ではなかった」

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