ザンビア戦に先発した日本代表メンバー [写真]=Getty Images
国際親善試合が6日に行われ、日本代表とザンビア代表が対戦。日本は前半に2点を先制されたものの、FW本田圭佑の2得点とFW香川真司の得点で逆転すると、一時は追いつかれたが、後半開始時からピッチに立ったFW大久保嘉人の決勝点で4-3と競り勝った。
試合後、解説者のセルジオ越後氏はサッカーキングの取材に応え、次のように語った。
「劇的な逆転勝利は開幕に向けて景気の良いものだった。ついにゴールが生まれた大久保の動きについては、計算が立ったという意味でも非常にポジティブだ。けれどチーム全体として見れば、コスタリカ戦同様、その試合内容には課題がたくさんある」
「見るべきは前半の内容だ。立ち上がりのプレスもかわされ、徐々に相手ペースに持ち込まれ、あっさり2失点。守備の脆さに関しては、ついに改善されないまま本番を迎えることになった。3点取られたら4点取りにいくサッカーと言えば聞こえはいいけど、コスタリカ戦もザンビア戦も、両チームがっぷり四つの状態で戦った前半は負けているんだ。ここで一喜一憂している場合ではない。これが実力だと捉えて、残り期間で出来る限りの修正をしなければならないね」