2013.10.28

過去最高タイの8強狙うU-17日本代表…決勝T一回戦注目は『縁の下の力持ち』茂木力也

茂木力也
最終ラインから日本の躍進を支える茂木力也 [写真]=FIFA via Getty Images

 スウェーデン戦のキーになるのは、ロシア戦同様にいかに相手の高さを封じるか。そのキーマンになるのが、ロシア戦でも見事に高さを封じたCB茂木力也だ。

 175センチと高さはないが、競り合うタイミングと体幹の強さが光る。そして、特筆すべきは冷静な判断力で、瞬時に周囲の状況を見極め、宮原和也と緻密なポジショニングの連携をしながら、DFラインを巧みにコントロールしていく。

 ロシア戦では高いDFラインをキープし、先読みした巧みなインターセプトでロシアの攻撃をシャットアウト。1-0の勝利に貢献。

「蹴られることは自分たちにとって有利ではないので、もっと前から行って、相手に蹴らせないことを意識しました。終盤には少し蹴ってきたけど、あそこで耐えられたのは、今大会のスタートとしてはよかったと思う」と、胸を張ったが、同時に「後半の苦しい時間帯の時に自分がボールを持つ時間が長いなと思ったので、もっと周りを見て、的確にスペースに落とすことができれば。そこがまだまだ改善の余地だと思います」と課題を口にした。

 2試合連続スタメンとなったベネズエラ戦では宮原と共に、相手を11回もオフサイドをひっかけるなど、鮮やかなラインコントロールを披露。

 試合を重ねるごとに研ぎ澄まされていく感性。ベスト8を懸けたスウェーデンとのラウンド16でも、彼の緻密なラインコントロールとインターセプトが勝利へのカギとなる。

「相手が蹴れる状態の時はラインを下げて、ギャップに入ってきたら、そこでインターセプトをできるように、常に集中していることを練習で意識しています。自分たちの良さを出せるように、なるべくコンパク トにやりたい」

 ここからいよいよ一発勝負の世界に突入する。

「いかにみんなの攻撃の時間を増やせるかを考えています」

 攻撃のために。縁の下の力持ちは、この試合でも冷静沈着な頭脳とその眼で、スウェーデンのアタッカー陣を黙らせる準備はできている。

文●安藤隆人

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