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「新しい扉を開けるチャレンジ」 INAC神戸の近賀ゆかり、豪州移籍が決定

2016.10.05

豪州移籍が発表されたDF近賀ゆかり [写真]=Getty Images

 プレナスなでしこリーグ所属のINAC神戸レオネッサは5日、DF近賀ゆかりがオーストラリアのキャンベラ・ユナイテッドFCに移籍すると発表した。

 移籍にあたり、近賀は以下のようにコメントしている。

「この度、キャンベラ・ユナイテッドFCに移籍することになりました。INACで学んだ多くの事を活かし、近賀ゆかりらしいプレーを全面に出して、新しい扉を開けるチャレンジをしたいと思います」

「日本女子サッカーナンバーワンの環境、サポート、チーム力を支えてくれているクラブに本当に感謝しています。そしてサポーターの皆さん、ずっとずっと変わらず熱い応援をしてもらい、いつもパワーをもらっています。『次は絶対に勝とう』『女子サッカーを盛り上げよう』など、たくさんの心強い言葉をかけてもらいました。本当にありがとうございました」

「これからは皆さんとともにINACの応援をさせてもらいながら、自分自身もステップアップしている姿をご報告できるように頑張ります!」

 近賀は1984年生まれの32歳。湘南学院高校出身で、2003年に日テレ・ベレーザに加入した。2005年にはなでしこジャパン(日本女子代表)でデビュー。2008年の北京オリンピックでは代表初ゴールを記録した。

 INAC神戸では2011年からプレー。同年のドイツ・ワールドカップに臨むメンバーに名を連ね、全試合出場を記録して優勝に貢献した。翌2012年のロンドン・オリンピックでも準優勝を果たすなど、なでしこジャパンの主力選手として活躍。2014年にはアーセナル(イングランド)への移籍も経験し、昨年にINAC神戸へ復帰してプレーを続けていた。キャリア通算で、なでしこリーグ通算223試合出場34ゴール、国際Aマッチ通算100試合出場5ゴールを記録している。

リオ五輪アジア最終予選にも出場した近賀 [写真]=Getty Images

リオ五輪アジア最終予選にも出場した近賀 [写真]=Getty Images

 なお近賀のホーム最終戦は18日のなでしこリーグ第17節、岡山湯郷Belle戦。移籍前最終戦は23日、第18節のコノミヤスペランツァFC大阪高槻戦となる。

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