中国に敗れ、なでしこジャパンの五輪出場は絶望的となった [写真]=Getty Images
リオデジャネイロ・オリンピック 女子サッカー アジア最終予選の第3節が4日に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)と中国代表が対戦。なでしこジャパンは1-2で敗れ、3試合で1分け2敗となった。
勝ち点「1」で5位のなでしこジャパンは、残り2試合に連勝した場合の最大勝ち点が「7」。首位オーストラリアが開幕3連勝を果たして勝ち点「9」を獲得していることから、なでしこジャパンがオリンピック出場権を掴むためには、2位通過を目指すこととなる。
現在の2位は2勝1分けで勝ち点「7」の中国だ。残り2試合で中国が1ポイント以上を積み上げた時点で、なでしこジャパンのオリンピック出場は潰える。次節は7日に行われるが、なでしこジャパンが最下位ベトナム戦を19時35分に控えているのに対し、中国と韓国の一戦は16時35分キックオフ。仮に中国が引き分け以上の結果を残した場合、なでしこジャパンはベトナム戦のキックオフを待たずに敗退が決まる。
同予選は、2月29日から3月9日にかけて大阪府で開催。日本、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)、オーストラリア、中国、韓国、ベトナムの計6チームが参加し、総当たりのリーグ方式で、上位2カ国にリオ五輪の出場権が与えられる。