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初W杯のGK山根は「自信」と「力不足」感じる…安藤を背負ったのは「サイズ感的に(笑)」

2015.07.07

カナダから帰国し、空港では笑顔を見せた山根 [写真]=足立雅史

 FIFA女子ワールドカップ2015カナダを準優勝で終えた、なでしこジャパン(日本女子代表)が7日、帰国した。

 なでしこジャパンの佐々木則夫監督、宮間あや主将、野田朱美日本サッカー協会女子委員長が会見に出席。会見後には各選手が記者団の質問に答えた。

 W杯初出場で大会初戦のスイス戦に先発出場したGK山根恵里奈は、肩の負傷もあり、1試合の出場にとどまった。「出場して、一つ大きな自信になったとは思います。でも、その後のチャンスを掴み切れなかったという部分では自分の力不足な部分だと思っています」と初めてのW杯を振り返った。

 決勝戦では左足首骨折の手術からチームに戻ったMF安藤梢を背負う姿が話題になったが、「サイズ感的に自分の役目かなと思って(笑)」「大事に行かないと、落っことしちゃったら大変なのでそこは慎重に」と、冗談も交えつつ、「歩くのは大変だろうし、アップ終わってからキックオフまでは結構バタバタして。走って行くことも多いんですけど、あんちさん(安藤)が間に合わない可能性が高いと思ったので、『自分がおんぶしていくので言ってください』って言いました」と、なでしこが掲げる“一丸”の精神の現れであったことを明かしてくれている。

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