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なでしこ出場の女子W杯、1999年生まれ15歳の“天才少女”がメンバー登録

2015.05.28

15歳でW杯メンバーに登録されたビジャロボス/画像はコスタリカサッカー協会のキャプチャ

 いよいよ開幕が間近に迫った女子ワールドカップ・カナダ 2015。

 大会連覇を達成すべく我らが日本代表も現在最後の調整を行っており、先日行われたニュージーランドとのテストマッチでは澤穂希のゴールにより1-0と勝利。本日28日には長野でイタリア代表との強化試合に挑む。

 カナダで開催される今大会は現地時間6月6日に開幕する。そのため、本大会に出場するチームは最終登録メンバーを発表しているのだが、その中に驚きのパーソナリティを持つ選手がいた。

 その選手の名はグロリアーナ・ビジャロボス。コスタリカ代表に名を連ねる弱冠15歳のスーパー少女だ。

“Gloriana de Jesus Villalobos Vega”ことグロリアーナ・ビジャロボスはコスタリカのサンホセ出身。

 生年月日は、なんと1999年8月20日。日本で言うとちょうど高校1年生にあたる年代で、もうじき16歳を迎える。

 ビジャロボスはこれまでU-17やU-20代表でもプレーしたことがあり、フル代表デビューはなんと14歳の時。所属するサプリサでは12歳でプロデビューを果たしたという、何から何まで型破りの天才少女であるらしい。

 ビジャロボスは昨年5月にフル代表デビューを飾りこれまで2試合に出場しているが、2試合目のワールドカップ予選ですでに初ゴールを記録しているのだそうだ。

 昨年3月に開催されたU-17W杯では、弱冠14歳にして出場を果たしており、背番号10をつけキャプテンマークをつけていたという。さらに、その年の8月に行われたU-20W杯でも背番号10をつけている。とにかくコスタリカでは特別扱いされているスーパースターであるようだ。

 本大会に出場する全選手のリストがFIFAからまだ発表されていないため、ビジャロボスが最年少であるかは不明だ。しかし、現時点では1998年生まれの選手が他のチームに何名かいるものの、ビジャロボスと同じ1999年生まれの選手は確認できない。

 ちなみに、なでしこジャパンの最年少は1993年3月18日生まれの岩渕真奈で22歳。

 ビジャロボスが生まれた1999年8月20日というのは、“カンプ・ノウの奇跡”と呼ばれるUEFAチャンピオンズリーグ決勝マンチェスター・ユナイテッド対バイエルン戦の数ヵ月後のこと。W杯通算6大会出場を目指す澤穂希はこの時20歳だった。

 ビジャロボス擁するコスタリカ代表はグループEに振り分けられ、ブラジルや韓国、スペインと戦う。残念ながらグループCの日本とはベスト16で対戦する可能性はないが、本大会で注目したい存在である。

(記事提供:Qoly)

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