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守備面での課題を指摘する安藤「本大会に向けて詰めていくところはある」

2015.05.24

序盤から積極的な姿勢を見せた安藤梢 [写真]=Getty Images

 MS&AD なでしこカップ 2015が24日に行われ、なでしこジャパンはニュージーランド女子代表と対戦し、1-0で勝利した。試合後、1.FFCフランクフルトに所属するMF安藤梢が記者団の取材に応えている。

 先発出場した安藤は「前半はいい守備がいい攻撃につながった。対戦する相手のレベルも上がってきていると感じた。もっと本大会に向けて詰めていくところはある」と、前半は攻守ともに噛み合っていたものの、後半はペースが崩れていたと指摘。

 “仮想スイス”として臨んだニュージーランド戦だが、「今日のように体格のいい選手に対しては、正面からボールを取れないなら、体をぶつけるなどして、その周りの2人目の選手でボールを奪うなど、工夫していかないといけない」と、体格で上回る相手からいかに工夫してボールを奪うかが大事だと述べている。

 本大会初戦までは約2週間となったが、「まだ本番ではないが、ここで勝利を手にすることができたのはいいこと。その中で課題も出たので、それを修正してレベルアップしていきたい。引き続き、初戦のスイス戦がベストコンディションになるように調整していきたい」と、万全の準備をしてスイス戦に臨むことを誓った。

 なでしこジャパンは、28日にキリンチャレンジカップ2015でイタリアと強化試合を実施。連覇を狙う女子ワールドカップでは、スイス(6月8日)、カメルーン(12日)、エクアドル(17日)とグループステージで対戦する。

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