なでしこリーグのINAC神戸レオネッサは21日、星川敬監督が今シーズン限りで退任することを発表した。
星川監督は2010年11月にINAC神戸の監督に就任。その年の皇后杯全日本女子サッカー選手権大会に優勝し、2011年も同大会を制覇。なでしこリーグでは2011年シーズンと2012年シーズンに無敗で2連覇を達成している。
星川監督は退任にあたり、クラブ公式HPを通じて以下の様にコメントしている。
「INAC神戸レオネッサを率いた2年と2ヶ月間は本当に素晴らしい時間でした。会長をはじめ、INACに関わった全ての方々、応援して頂いたサポーターの皆様にはただただ感謝の気持ちで一杯です」
「特に選手には、自分が思い描く理想とするプレーをピッチで表現してくれて、本当に幸せな時間を過ごさせてもらいました。最高のメンバーと最高のチームで、最高のサッカーができたことはとても誇りです」
「自分は6年間ほど女子サッカーに関わらせていただきました。今振り返って、自分は女子サッカーの発展となでしこメンバーを多く抱える『責任』というものは果たせたと思っています。最後にINACのさらなる発展と成功、日本の女子サッカーの次の世界一へのチャレンジを応援しています」