23日、アルビレックス新潟がヴァンフォーレ甲府MF長谷川元希の完全移籍加入を発表「写真」=Getty images
アルビレックス新潟は23日、ヴァンフォーレ甲府からMF長谷川元希を完全移籍で獲得したことを発表した。
1998年12月10日生まれの長谷川は現在25歳。大宮アルディージャU-18から法政大学へ進学。大学2年次では全日本大学サッカー選手権大会優勝を経験し、2020年に甲府の特別指定選手として2試合に出場した。翌年に正式に入団すると、初年度からリーグ戦36試合出場、7ゴールを記録し、主力に定着。2022年からは背番号「10」を付けチームを牽引し、クラブの天皇杯優勝に貢献した。今年は、リーグ戦で39試合に出場して、7得点、6アシストを記録。自身初の出場となったACLでも5試合に出場して2得点を決め、グループステージ突破に貢献していた。
まず、長谷川はヴァンフォーレ甲府退団に伴い、クラブ公式サイトでこれまでの感謝を以下のようにコメントしている。
「この度アルビレックス新潟に移籍することになりました。特別指定期間を含めた約3年半ありがとうございました。プロになれる自信がなく就活と並行していた中、キャンプでの怪我人が多く、また彰さんとの縁もありキャンプに呼んでいただいた所から始まった甲府でのキャリア。全てにおいて挑戦の一年目、試行錯誤の二年目、勝負の三年目。振り返ると色々な事がありましたが、特に天皇杯優勝そしてACLグループステージ突破。この2つは僕の永遠の宝物です。甲府でこの2つを果たせた事に意味があるし、価値を感じています。毎年契約更新の時のコメントで『甲府でJ1へ』と言わさせていただいていたのですが、目標を達成することができず本当に申し訳ないです。凄く悩みましたが、短いプロキャリアの中で、若手といっていられない年齢になり自分の可能性を信じ、個人としての目標を達成するためには、この決断が1番正しいと判断しました。これからはチームは異なりますが、いちOB・サポーターとして甲府を応援し続けます。
最後になりますが、ファン・サポーターの皆さん。嬉しい時、辛い時どんな状況でも背中を押してくれてありがとうございました。期待に応えられなかった期間のほうが多かったですが、いつも力になっていましたし頑張ろうと思える原動力になっていました。感謝しかないです。これからも活躍した姿をどこかで気にかけていただけたら嬉しいです。本当にお世話になりました。大好きです甲府。いってきます!」
また、完全移籍加入するアルビレックス新潟の公式サイトでは以下のようにコメントしている。
「初めまして!長谷川元希です。素晴らしいクラブに加入できたことを、大変嬉しく思います。J1優勝を目指して、力になれるように頑張ります!よろしくお願いいたします!アイシテルニイガタ!!」
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By サッカーキング編集部
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