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大盛況の『セレ女デー』に潜入! セレッソ大阪が注力するスタジアムイベントの魅力に迫る!

2023.10.12

グルメをはじめ、イベントやステージなど、スタジアムには楽しみが盛りだくさん[写真]=平山俊一

「最高にワクワクするエンターテインメントを提供するクラブになる」

 セレッソ大阪がビジョンの一つに掲げるこの言葉は、ピッチ上はもちろん、ピッチ外においても重要視され、クラブは一体となって様々な取り組みを行っている。事業部ファンマーケティンググループの生田修也さんがクラブの総意を代弁する。


「サッカーは勝ち負けのあるスポーツで、試合に負けてしまうと、どうしてもお客様の満足度が下がってしまいます。当然ながら、勝敗のところは事業側ではコントロールできません。であれば、試合以外の部分でいかに楽しんでいただくか。たとえ試合に負けてしまっても、一人でも多くの方に『セレッソ大阪を観に行って、楽しかったね』と思っていただけるよう、様々なイベントや演出に力を入れています」

 コロナ禍が明け、日常生活における制限が撤廃された2023シーズン。ゴールデンウィークのサンフレッチェ広島戦では「セレッソわくわくキッズデー」を、夏休み期間のFC東京戦では「Summer COOL FES」を開催するなど、数多くのイベントを行い来場者を楽しませてきた。

 そして、9月30日の湘南ベルマーレ戦では、「可愛いが溢れるセレ女デー」と銘打ち、女性向けの催しを数多く実施。当日に行われた施策の中から8つを取り上げ、『試合以外の楽しみ』を掘り下げていきたい。

日本ハムオリジナルホッケーシャツプレゼント

 この日の試合は「パリッ!!としたおいしさ シャウエッセンサポーティングマッチ」として行われ、日本ハムオリジナルのホッケーシャツを来場者先着10,000名にプレゼント。オーバーサイズのシルエットで、バリエーション豊富な着こなしができる一着に女性サポーターからは「おしゃれで可愛い!」という声が上がっていた。

大好評のホッケーシャツ。多くのファンが早速、着こなしていた[写真]=平山俊一

「イケメン総選挙」結果発表&特製カード配布

 事前にインターネットを通じて投票を行った「セレッソ大阪イケメン総選挙」。「推しを見つけてほしい」というクラブの思いのもと、全選手が普段あまり見られない私服姿で参戦し、さわやかイケメン部門、おしゃれイケメン部門、ワイルドイケメン部門で競い合った。

 各部門の1位は試合当日に等身大パネル設置で発表され、さわやかイケメン部門は鳥海晃司選手、おしゃれイケメン部門は山中亮輔選手、ワイルドイケメン部門は香川真司選手がそれぞれ栄冠に輝いた。設置された等身大パネルにはたくさんのファンが集まり、記念撮影を楽しむ姿が見られた。

 また、選手の私服姿の特製カードを各ゲートにて配布。プライベートな一面を垣間見れるレアカードは、ファン・サポーターにも好評を得ていた。

エンタメを発信するWAKUWAKUステージ

 この日の湘南戦に限らず、毎ホームゲームにおいて開催されているWAKUWAKUステージ。芸人や著名人のトークショー、ときにはヒーロー戦隊のショーなどを無料で観覧することができる。この日は、Z世代から人気を集めるYouTuber、SNSグループのフォーエイト48と、北海道日本ハムファイターズのファイターズガールが登場。トークやダンスを披露し、会場は大いに盛り上がっていた。

お笑いやトーク、ダンスのステージが無料で楽しめる[写真]=平山俊一

名店がズラリ! セレッソバル

 試合以外の楽しみといえば、スタジアムグルメだろう。セレッソ大阪は場外飲食ブースを「セレッソバル」と称し、気軽にフード&ドリンクを楽しんでもらえるように、スタンドテーブルを数多く設置。年齢・性別を問わず、あらゆる人に楽しんでもらうため、様々なジャンルの店舗が出店している。定番のたこ焼き、焼きそば、からあげはもちろん、ワッフルやガバオライス、ルーロー飯、キンパ、オーバーライスなど、女性人気の高いメニューも数多くラインナップ。“食い倒れの街・大阪”の真髄を試合会場でも味わうことができる。

セレッソバルは毎試合20店舗以上が出店。多くの人で賑わう[写真]=平山俊一

大人気作品「Re:vale」とのコラボが実現!

 スマートフォンゲームアプリ『アイドリッシュセブン』に登場する人気2人組アイドルグループ「Re:vale」とセレッソ大阪&湘南ベルマーレのコラボが実現。オリジナルグッズの販売やパネル&ユニフォームの設置を実施し、多くの女性ファンが足を運んでいた。その人気はすさまじく、この日のゲームは18時キックオフにもかかわらず、グッズ販売の整理券配布は9時30分から行われ、限定品を求めるファンが長蛇の列を作っていた。

 Re:valeの“推し活”をしているみずきさんとまみさんが「今日、初めてJリーグの試合を観るので、楽しみです」と話してくれたように、今回のコラボがきっかけとなって初めて試合観戦をする女性が多く来場していた。

取材に応じてくれたみずきさんとまみさん[写真]=平山俊一

Re:valeの百(モモ)、千(ユキ)のファンがユニフォームと記念撮影[写真]=平山俊一

“映える”セレ女デー特別フォトブース

 セレッソ大阪のチームカラー、ピンクをメインとしたフラワーやバルーンで装飾した特別フォトブースが登場。来場の記念に“映える”写真を撮影することができ、多くの人で賑わっていた。マスコットキャラクターの“オカン”も駆けつけ、ブースの盛り上げに一役を買っていた。

フォトブースを設置することで、SNS上での発信につながる[写真]=平山俊一

ネイル、ヘアアレンジ、フェイスペイント無料体験

 ベルェベル美容専門学校の学生さん協力のもと、ネイル、ヘアアレンジ、フェイスペイント体験を提供。無料とあって、長い列ができていた。人生で初めてネイルを体験した少女は「めっちゃアガる♪」と満面の笑み。セレ女デーのコンセプト「可愛いが溢れる」を生み出すブースには、たくさんの笑顔も溢れていた。

ネイルはセレッソ大阪カラーのピンクが人気だったという[写真]=平山俊一

幻想的な光の演出「SAKURA NIGHT」

 湘南戦では、2023シーズン最後となる「SAKURA NIGHT」を開催。ナイトゲーム限定で行われている光の演出は、非日常感を味わわせてくれる。暗闇に浮かびあがる無数のピンクの光。その幻想的な光景はただただ美しく、感動すら覚える。

 ヨドコウ桜スタジアムが大規模リニューアルを終えた2021年から照明は全面LED化され、この演出が可能になった。セレッソ大阪がゴールを決めたあとには、照明を明滅させて、音と光、スタジアムDJの声で最大限に盛り上げるなど、創意工夫を凝らした演出は年を追うごとに進化している。

ペンライトの鮮やかな光が選手たちを後押しする[写真]=平山俊一

 この日の試合、セレッソ大阪はゴールを奪うことができず、0-2で敗れた。それでも、クラブの目標を大きく上回る18,255人が来場し、「セレ女デー」は成功に終わった。

 生田さんは今後の目標について、「セレ女デーをもっと人気のあるイベントにしていきたい。毎年恒例の皆さんに愛されるイベントにしていければ」と抱負を語る。

 2023シーズンのJ1リーグは大詰めを迎えており、セレッソ大阪のホームゲームは残すところあと2試合。10月28日に開催されるガンバ大阪との大阪ダービーは、すでにチケットが完売しているが、11月25日の京都サンガF.C.戦はチケットの一般販売がスタートしたばかり。ホーム最終戦となるゲームだけにイベントも多く開催される。「最高にワクワクするエンターテインメント」を味わいに、スタジアムに足を運んでみてはいかがだろうか。

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By サッカーキング編集部

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