今季町田でプレーしたカルロス・グティエレスが長崎へ [写真]＝兼子愼一郎
V・ファーレン長崎は8日、FC町田ゼルビアよりDFカルロス・グティエレスが完全移籍にて加入することを発表した。
グティエレスは1991年11月4日生まれの現在31歳。スペイン出身で、ラス・パルマス、レガネス、ブルゴス、ヌマンシアなど母国の複数クラブでプレーし、ラ・リーガ2部を中心に活躍した。2020年にアビスパ福岡への完全移籍加入が決定。来日を果たした。福岡加入直後には右ひざ前十字じん帯損傷により手術を強いられ、2020シーズンは明治安田生命J2リーグでわずか5試合の出場に。翌シーズンは明治安田生命J1リーグで8試合の出場にとどまり、シーズン終了後に栃木SCへの完全移籍が決まった。栃木では主力として活躍し、明治安田生命J2リーグ36試合に出場して4ゴールを記録。今季完全移籍で加わった町田では、ここまで明治安田生命J2リーグ14試合のピッチに立っていた。
完全移籍に際し、グティエレスは町田のクラブ公式HPを通してコメントを発表。最終的にはわずか半年ほどの在籍となったものの、町田で過ごした時間、そしてファン・サポーターへ心からの感謝を述べた。
「FC町田ゼルビアファン・サポーターの皆様へ。さよならをするのは辛いですが、町田ファミリーの一員として、この数ヶ月過ごせたことは、本当に私の誇りです。私達は長く連勝を続け、歴史を作りました。シーズン終了後には優勝できると信じています。私は町田GIONスタジアムにて、ファンの皆様の前で、本当に楽しんでプレーすることができました。皆様の愛を沢山感じました。すべてをありがとう」
また、新天地となる長崎のクラブ公式HPでもコメントを発表。「長崎サポーターの皆様へ。V・ファーレン長崎でプレーできることに喜びを感じています。皆様に直ぐに会えると思いますし、目的に向かって一緒に成功させましょう。チームを助けるために、毎日努力します。ヨロシクオネガイシマス」と意気込んだ。
現在、町田は明治安田生命J2リーグ第29節終了時点で、1試合未消化ながら勝ち点「60」を積み上げて首位を走っている。一方、長崎は勝ち点「46」を獲得。昇格プレーオフ出場圏内の5位につけている。
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By サッカーキング編集部
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