横浜F・マリノスは19日、ジャパンツアー中のセルティックと日産スタジアムで対戦し、6－4で勝利した。
この試合の後半からエウベルに代わって左サイドに入った横浜FMのFW宮市亮は、1点リードで迎えた85分に右サイドから井上健太が上げたクロスにDFの上から頭で合わせてゴールを奪うと、その2分後にも右サイドを抜け出した井上のマイナスのセンタリングに右足で合わせて加点。いずれも井上のアシストから2得点を決め、試合を決定づけた。
ケガからの復帰後、初めて45分間プレーした宮市は、「意外に動けていたかなというか、徐々に起用してもらって段階を踏めていたので、また新たなステージを踏めたかなと思います」と手応えを口にしつつ、自身のゴールについては次のように振り返った。
DFに競り勝つ形でヘディングシュートを決めた1点目については、「ああいう形は意外に得意というか、ジャンプは高く飛べる方だと思う」とコメント。「井上選手から本当にいいボールが来ました」と、クロスを上げた井上に賛辞を送り、「2点目もメンバー外の練習でやっていたシーンだった。彼ならマイナスのところを見てくれると思ったら、案の定見てくれていた。彼のゴールでもあるのかなと思います」と感謝した。
次戦はプレミア王者であり、欧州王者でもあるマンチェスター・Cとの一戦になるが、宮市は「選手としてはすごく楽しみなところはありますけど、チームとしてこの期間を大事にしないといけない。この試合の前にゼルビア戦（●1－4）やフロンターレ戦（●0－1）で苦しい思いをしてきたので、チーム一丸となって自分たちのサッカーを貫き、チームとしていい機会にしていきたいと思います」と述べ、サマーブレイク明けの後半戦を見据えて戦っていくことの重要性を強調した。
横浜FMは今週末の23日（日）、国立競技場で行われる「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2023」でマンチェスター・Cと対戦する。
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By サッカーキング編集部
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