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水戸、大宮戦でスポンサー看板を蹴ったFW木下康介の行為を謝罪「厳正な処分を検討」

2022.06.05

大宮戦でスポンサー看板を蹴った水戸の木下 [写真]=Getty Images

 水戸ホーリーホックは5日、同日に行われた明治安田生命J2リーグ第20節大宮アルディージャ戦におけるFW木下康介の行為について、クラブ公式サイトに声明を掲載した。

 水戸は敵地『NACK5スタジアム大宮』で大宮に2-0で勝利した。同試合に先発出場した木下は62分、右サイドをドリブルで突破して自陣中央からペナルティエリア右までボールを運んだものの、ラストパスが味方につながらず、ゴール裏の電光看板を蹴って苛立ちを露わにしていた。


 水戸の小島耕代表取締役は、木下の行為について「ご支援いただいておりますスポンサー様の看板を蹴るというあってはならない行為、さらに看板の器物破損もしております。スポンサー様、大宮アルディージャ様、そして日頃より支えていただいているファン・サポーター、関係者の皆様に深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

「木下選手および私を含む管理責任者に対しまして厳正な処分を検討してまいります」とし、「また今後、同様な行為が繰り返されぬよう、同選手はもちろんのこと全所属選手およびスタッフに対して、あらためてフェアプレーの指導および教育の徹底をしてまいります」と再発防止策を掲げた。

 現在27歳の木下は横浜FCの育成組織出身。その後はドイツやスウェーデン、ベルギー、ノルウェーを渡り歩き、2021シーズンの途中に浦和レッズへ移籍。今年1月に水戸へ完全移籍し、リーグ戦ではここまでの全20試合に出場して8ゴールを挙げている。

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