上田綺世が今季リーグ戦7点目 [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
明治安田生命J1リーグ第11節が3日に行われ、鹿島アントラーズとジュビロ磐田が対戦した。
勝って首位の座を維持したい鹿島は、序盤から押し込む展開に。29分に先制点を獲得する。右コーナーキックから樋口雄太がアウトスイングのボールを送り、ボックス中央のアルトゥール・カイキが頭で合わせて押し込んだ。
35分、鹿島がリードを広げる。鈴木優磨のスルーパスに抜け出した上田綺世は、ファーストタッチでうまく相手の前に体を入れる。ペナルティエリア中央に侵入すると、飛び出してきた相手GKアレクセイ・コシェレフに怯まず、左足でゴールに流し込んだ。
2点のビハインドで折り返した磐田は、71分に1点を返す。右コーナーキックを獲得すると、キッカーの遠藤 保仁は相手が油断した隙を突いて素早くショートコーナーでリスタート。受けた山本康裕が折り返し、ファーポストの手前でファビアン・ゴンザレスが頭で合わせて押し込んだ。
それでも、鹿島は78分に磐田を突き放す3点目を獲得する。ペナルティアークの手前でボールを引き取った上田は、相手に寄せられながらも力強いドリブルでペナルティエリア左に侵入。左足を振り抜き、鋭い一撃をゴール左上に突き刺した。
試合はこのまま終了し、鹿島は2連勝、磐田は5試合ぶりの黒星となった。次節、鹿島は7日に敵地でサンフレッチェ広島、磐田は6日に敵地でセレッソ大阪と対戦する。
【得点者】
1-0 29分 アルトゥール・カイキ(鹿島)
2-0 35分 上田綺世(鹿島)
2-1 71分 ファビアン・ゴンザレス(磐田)
3-1 78分 上田綺世(鹿島)
By サッカーキング編集部
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