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藤枝、須藤大輔監督の続投を発表「必ずJ2昇格を成し遂げたい」

2021.12.06

 藤枝MYFCは6日、須藤大輔監督が2022シーズンも引き続き監督として指揮をとることを発表した。

 現在44歳の須藤監督は現役時代に水戸ホーリーホックや湘南ベルマーレ、ヴァンフォーレ甲府、ヴィッセル神戸、藤枝でプレー。現役引退後は山梨学院大サッカー部のコーチ、ガイナーレ鳥取の監督を歴任し、今年7月に藤枝の指揮官に就任した。


 藤枝は今シーズンの明治安田生命J3リーグで8勝8分け12敗、勝ち点「32」の10位に終わった。

 続投が決定した須藤監督は藤枝のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

藤枝MYFCを支え、応援してくださっている全ての皆様、1年間共に戦っていただき誠にありがとうございました。2021年の目標であるJ2昇格を達成できず大変申し訳ございませんでした。監督交代という難しいシーズンにも関わらず、選手たちは直向きに日々の練習を全うし、全員が同じ方向を向き努力して参りました。そんな選手たちを今一度讃えていただけたらと思います。昨日スタジアムで発表させていただきましたが、私須藤大輔は2022年も引き続き藤枝MYFCの監督として指揮をとらせていただく運びとなりました。スポーツの世界、結果が全てだということは重々承知しております。勝利からの逆算で指揮を取らせていただいております」

「ただ、勝つだけが全てではないということも私の理念としてございます。『つまらないサッカーだけど勝つよね』という言葉の違和感が頭の中に反響音として存在しております。勝利至上主義でもあるこの言葉の先には、勝てなくなったら何も残らないというリスクもあるということ。そして私の根底にあるスポーツには全ての人が幸せになるパワーが満ち溢れているということ。だからこそ私は声を大にして【サッカーはエンターテイメント】だという言葉を発しております。軽く言わせていただいている訳では全くございません。言葉を発する以上責任が発生することも承知しております。それでも超攻撃的で直向きに走り、仲間の為に闘い、スペクタクルを表現する。観ている方に感動や勇気、希望、非日常空間を感じていただき、心を震わせるサッカーをという『藤枝スタイル』を表現したい!」

「つまらなくても勝てば良いではなく、心を奪われる、そんなサッカーをして勝つという両極を掴み取りたいと。簡単ではないですし、『言うのは簡単だよね』と言われることも重々承知の上で、この二極を掴み取り、必ずJ2昇格を成し遂げたいと考えております。不甲斐ない結果で終戦を迎えた2021年のこの悔しさを胸に、一回りも二回りも大きく、強く逞しくなった新生藤枝を是非皆様に表現させていただくべく、情熱と責任を持ち指揮を取らせていただきたいと思います。クラブの気概を感じていただき、支えていただきたくご挨拶とさせていただきたいと思います。2022年を達成感と笑顔で締め括れるよう藤枝MYFCと共に歩んでいただきたく思います。何卒よろしくお願い申し上げます」

By サッカーキング編集部

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