FOLLOW US

初得点王!川崎のL・ダミアン「激しい練習積み重ねたから」 指揮官「ボール追う姿が勇気与える」

2021.12.04

横浜FM戦で先制点を挙げ、喜ぶレアンドロ・ダミアンと家長 [写真]=J.LEAGUE

 明治安田生命J1リーグ第38節が4日に行われ、横浜F・マリノスと川崎フロンターレが対戦。今季の2位vs優勝チームの一戦は1-1のドローに終わった。

 すでに順位は決まっている中での一戦となったが、注目は両チームのFW前田大然とレアンドロ・ダミアンの得点王争い。22ゴールで並ぶ中での試合になったが、レアンドロ・ダミアンが先制点を取り、前田が同点ゴールを決める形で決着し、両者2021シーズンの得点王となった。


 試合後、レアンドロ・ダミアンは、「Jリーグの得点王で終われて、幸せな気持ちでいっぱいです。キャンプからここまで激しいトレーニングを積み重ねたからこそ、この結果を出すことができたと思います。ただ、まだ今季は終わっていないので、もっともっとこれからいろいろなものを勝ち得ていきたいです」と喜びは口にしつつ、残すタイトルの天皇杯を早くも見据える。

 前田とタイトルを分け合う形となったが、「特にそこについては意識していません。常に言っているようにチームの勝利、優勝が自分にとって一番大切なので。もちろん得点王になれたことは、より嬉しいですし、前田選手も素晴らしいシーズンを展開していたと思います。彼も得点王に値する選手と思っていましたし、彼と一緒に得点王になれたことも嬉しく思っています」と、健闘を称えた。

 川崎DF谷口彰悟は、レアンドロ・ダミアンの先制後に、前田に同点弾を許したこともあり、「後ろとしては前田選手に取らせたくなかったですが、彼も狙っていましたし、そういう隙を逃さなかった。こちらが隙を与えてしまったことは反省点」「できればダミアンを単独で得点王にしてあげたかったし、その点は申し訳ない」と、反省を口にしつつ、今季は副キャプテンとしてもチームをけん引したストライカーに「一番点を取ってくれて、今日もそうですけど、チームが苦しい時に一発で流れを変えてくれ、そういったゴールをたくさん決めてくれました」「ダミアンが取ってくれたことはよかったし、おめでとうと伝えたいですね」と、喜んでいる。

 チームを率いる鬼木達監督も「一番前で体を張る、ボールを追う姿がチームに勇気を与え、その中で自分の仕事をやり続けてくれました。その姿勢が今回の得点王に結びついた。彼も他の選手同様、1年1年成長してくれている」と、得点以外にも献身的な守備の姿勢などをシーズン通じて見せた32歳のエースに賛辞を送っている。

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO