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G大阪FW一美和成、徳島へ完全移籍「新しい環境に身を置いてチャレンジしたい」

2021.08.11

移籍が決定した一美和成 [写真]=Photoraid

 ガンバ大阪に所属するFW一美和成が、徳島ヴォルティスへ完全移籍することが決定した。11日、両クラブが発表している。なお、背番号は「17」となった。

 現在23歳の一美は大津高校から2016年にG大阪に加入した。2019シーズンは京都サンガF.C.へ育成型期限付き移籍し、2020シーズンは横浜FCへ期限付き移籍を経験。復帰した今シーズンはここまで明治安田生命J1リーグで18試合に出場し、1ゴールを記録していた。


 完全移籍が決定した一美はG大阪のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「この度、徳島ヴォルティスに完全移籍することになりました。突然の報告で驚かせてすみません。皆さんの前で直接報告できず申し訳ありません。ガンバ大阪という日本を代表するクラブでプロとしてのキャリアをスタートさせていただき、はじめは右も左も分からず戸惑う毎日でしたが、U-23の監督でいらっしゃった實好礼忠さんや宮本恒靖さんを始めとするコーチングスタッフの皆さん、フロントスタッフの方々、チームメイトそしてファン・サポーターの皆様のおかげで少しずつ成長しプロサッカー選手としてここまでやってくることができました。心から感謝しています。自分の目標はガンバのリーグ優勝に貢献すること、そして東京五輪に出場して活躍することでした。そのために2年間の期限付き移籍を経験させていただき、今シーズンは成長した姿を見せチームに貢献したいと考え復帰を決断したのですが、現実は厳しく、思うようにチームの力になれないとても苦しい半年間を過ごすことになってしまいました。そんな時に徳島ヴォルティスさんからお話をいただき、ガンバがこの厳しい状況を抜け出すために一致団結して戦っている中で、対戦したばかりで順位の近いチームに移籍してしまって良いのか、本当に悩みました。しかし、ガンバに入団した時に描いた夢を実現できなかったいま、自分の立ち位置をもう一度見つめ直し、プロ選手として新しい環境に身を置いてチャレンジしたいという気持ちを抑えることができず、今回の決断をすることになりました。全ては自分の力不足が招いたことではありますが、この悔しさを忘れず、自分自身の決断に責任と覚悟を持って、サッカー選手としても一人の人間としても成長していくことができるように頑張っていきたいと思います。このような厳しい状況で自分を送り出してくださったクラブ関係者の皆様、いつも支えてくれたチームメイト、そしてこんな自分を応援してくださっていた青黒のファン・サポーターの皆様、これまで本当にありがとうございました。ガンバ大阪の残りシーズンの成功を心から願っています」

 そして、加入する徳島のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。

「このたび、ガンバ大阪から徳島ヴォルティスに完全移籍することになりました。一美和成です。チームのために全力でプレーしたいと思います。早くチームに貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします」

By サッカーキング編集部

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