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名古屋が完封勝利で3試合ぶりの白星! 敗れたC大阪は2試合未勝利

2021.05.08

名古屋グランパスとセレッソ大阪が対戦した [写真]=J.LEAGUE

 明治安田生命J1リーグ第13節が8日に行われ、名古屋グランパスセレッソ大阪が対戦した。

 ホームの2位名古屋は首位川崎フロンターレとの2連戦で連敗を喫し、3試合ぶりの勝利を目指す。一方、6位C大阪は前節ガンバ大阪との“大阪ダービー”を1-1の引き分けたため、2試合ぶりの勝利を狙う。また、今季名古屋に加入した柿谷曜一朗にとっては古巣との一戦となり、先発出場を果たしている。


 名古屋は8分、左サイドを崩し、柿谷がクロスを上げると、米本拓司が頭で合わせたものの、これはGKキム・ジンヒョンがセーブ。一方のC大阪は15分、中島元彦が左足でミドルシュートを放ったが、これはGKランゲラックが防いだ。31分にはマテウスが左足で強烈なミドルシュートを放ったが、再びGKキム・ジンヒョンがセーブ。前半はスコアレスで折り返した。

 後半に入り名古屋は59分、右サイドの位置で得たFKをマテウスがキッカーを務めると、エリア内に高速クロスを送る。走り込んだ丸山祐市が頭で合わせたが、これは枠を捉えることができなかった。C大阪は62分、左サイドで仕掛けた高木俊幸が逆サイドへとクロスを送ると、ファーサイドで豊川雄太が頭で折り返す。GKランゲラックが飛び出していたため、チャンスとなったが中で合わせることができなかった。

 試合が動いたのは66分。吉田豊から齋藤学に繋ぐと、エリア内の柿谷へとパスを送る。これを柿谷はうまく収めることができなかったものの、対応したチアゴの足に当たってボールはゴール前へ。最前線にいた吉田がこれを押し込み、名古屋が先制に成功した。

 名古屋がこの1点を守り切りこのまま試合終了。勝利した名古屋は3試合ぶりの勝利となった。一方、敗れたC大阪は2試合白星なしとなった。次戦、名古屋は12日にホームで鹿島アントラーズと、C大阪は15日にアウェイでヴィッセル神戸とそれぞれ対戦する。

【スコア】
名古屋グランパス 1-0 セレッソ大阪

【得点者】
1-0 66分 吉田豊(名古屋グランパス

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