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川崎が2選手の完全移籍を発表…DF馬渡和彰が大宮へ、MF鈴木雄斗は磐田へ

2020.12.25

 川崎フロンターレは25日、今季湘南ベルマーレに期限付き移籍していたDF馬渡和彰が来季大宮アルディージャへの完全移籍が決定したことを発表。また、今季松本山雅FCに期限付き移籍していたMF鈴木雄斗は来季ジュビロ磐田への完全移籍が決定したことも発表された。

 現在29歳の馬渡は市立船橋高校から東洋大学を経て、2014年にガイナーレ鳥取に加入した。2016年にはツエーゲン金沢、2017年には徳島ヴォルティス、2018年にはサンフレッチェ広島へ移籍し、2019年に川崎に加入。今季は湘南へ期限付き移籍で加入し、明治安田生命J1リーグで7試合に出場した。


 完全移籍が決定した馬渡は川崎のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

川崎フロンターレに関わるすべての皆様、この度大宮アルディージャに完全移籍することになりました。川崎フロンターレという素晴らしいクラブで一年間だけでしたがプレーできたことは一生の財産です。本当にたくさん良い思いも悔しい思いもしましたし、サッカー以外でもたくさんの経験をさせていただきました。 本当にこれまでもこれからも大好きなチームになりました。これからチームは変わりますが、川崎で学んだことを今後のサッカー人生に活かして、まだまだ頑張りたいと思います。ありがとうございました」

 また、今季期限付き移籍で加入していた湘南のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。

湘南ベルマーレに関わる全ての皆様、来シーズンは大宮アルディージャでプレーすることになりました。今年一年、チームの力になれなかったこと、大変申し訳なく思っています。これも経験として自分の成長の糧にし、今後に生かしていきたいと思います。今年はコロナ禍で、クラブの財政も厳しい状況の中、たくさんの方々に支えていただいてることが、クラウドファンディングを通して更に理解することができました。この件に関しては少しだけ関わらせていただきましたが、ビッグクラブにも負けない地域の方々に愛されているクラブ、素晴らしいチームだと感じています。そんな湘南ベルマーレのこれからの発展を心から願っています。一年間ありがとうございました!」

 そして、加入する大宮のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。

大宮アルディージャに関わる全ての皆さま、このたび川崎フロンターレから完全移籍で加入することになりました、馬渡和彰です。大宮アルディージャという素晴らしいクラブでプレーできることをとても光栄に思っていますし、必ずチームの力にならなければいけないと強く思っています。いろいろなクラブ、カテゴリーで経験してきたことを、このクラブで存分に発揮したいと思います」

 現在27歳の鈴木は横浜F・マリノスユースから2011年にトップチームに昇格した。2012年に水戸ホーリーホックへ移籍すると、その後はモンテディオ山形でのプレーを経て、2018年に川崎に加入。そして、2019年はガンバ大阪へ、今季は松本へ期限付き移籍で加入し、明治安田生命J2リーグで41試合の出場で3得点を記録した。

 完全移籍が決定した鈴木は川崎のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「川崎で過ごした素晴らしい時間は脳裏に焼き付いています。幸せでした。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。また等々力で試合をする為にサッカー人生を歩んで行こうと思います。ありがとうございました」

 また、今季期限付き移籍で加入していた松本のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。

「今年は非常に苦しいシーズンとなりましたが、前向きな言葉をかけて応援して頂き感謝の気持ちでいっぱいです。人数制限があり、声援も出せない状況でしたがやはりアルウィンは最高でした!!松本山雅FCでプレーできたことを幸せに思います」

 そして、加入する磐田のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。

ジュビロ磐田の一員になれることを光栄に思います。勝利の為に全力で戦います。絶対J1にいきましょう!!よろしくお願いします」

By サッカーキング編集部

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