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湘南MF齊藤未月のルビン・カザン移籍が決定!「僕が湘南産であることはずっと変わらない」

2020.12.14

ロシアへの移籍が決まった齊藤未月 [写真]=清原茂樹

 湘南ベルマーレは14日、MF齊藤未月がロシア・プレミアリーグ(1部)のルビン・カザンへ期限付き移籍することが決まったと発表した。契約期間は2021年1月1日から2022年6月30日までの1年半。

 1999年1月10日生まれで、現在21歳の齊藤は神奈川県藤沢市出身で、ジュニア時代から湘南でプレーする生え抜き選手。小柄ながら献身的でハードなプレーもいとわない中盤のプレーヤーで、世代別日本代表としても主将として活躍している。語学力も幼少期に学んだ英語を流暢に使いこなせる。


 2015年にトップチーム登録となり、2016年の高校3年生時にJ1デビュー。ここまで、J1で80試合出場で4得点を挙げている。

 齊藤は移籍決定に際し、クラブ公式HPを通じて以下のようにコメントしている。

「この度、ロシアのFCルビン・カザンへ移籍をすることになりました。これから先の自分の目標のために、この移籍はとても重要だと感じているので、ようやく海外移籍が実現したということを嬉しく思っています。ここからまた新たなスタートとなりますし、活躍できなければ意味がないので精一杯頑張っていきたいと思います」

「僕自身のプレースタイルや性格などは、全て湘南ベルマーレで生まれたものなので、これからもその自分らしさを出すだけだと思っています。ロシアでも、世界のどこでも、日本代表に選ばれたとしても、僕が湘南産であることはずっと変わらないので、どこにいっても“湘南生まれの齊藤未月”ということに責任をもってプレーしたいと思います。ロシアに行くと、DAZNなどで試合中継もないのでプレーしている姿をなかなか見てもらえませんが、積極的にSNSなどを使ってしっかりやっていることを発信していけたらと思います」

「そして、サポーターの皆さんには感謝の気持ちしかありません。僕ももともと湘南のサポーターでしたし、そこから湘南の選手になり、多くのサポーターの皆さんに応援してもらうようになりました。本当にいろいろなことを教わってきましたし、湘南ベルマーレというクラブに関わっているすべての人が第二の家族のような存在です。ずっと気にかけてもらってきましたし、これからどんなことがあっても僕もいつも気にかけています。サポーターの皆さんのためにも自分のためにも、関わってくれているすべての方のために、感謝の気持ちを持ってプレーしたいと思います。どこへ行っても自分らしくプレーします。本当にありがとうございました」

 なお、16日に開催される明治安田生命J1リーグ第33節の大分トリニータ戦後、ホーム最終戦セレモニー内でサポーターへ挨拶する予定となっている。

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