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大宮、3選手との契約満了を発表…畑尾大翔は今季J2で27試合出場

2020.12.08

大宮が3選手の契約非更新を発表

 大宮アルディージャは7日、DF畑尾大翔、MF酒井宣福、DFヴィターリス・マクシメンコの3選手について、来シーズンの契約を更新しないことを発表した。

 畑尾はヴァンフォーレ甲府、名古屋グランパスを経て、2018シーズン途中に期限付き移籍で大宮へ加入した。翌年は完全移籍へ移行し、明治安田生命J2リーグで23試合に出場し2ゴールをマーク。今シーズンは明治安田生命J2リーグでここまで27試合に出場し2得点を記録している。


 酒井はアルビレックス新潟、アビスパ福岡、ファジアーノ岡山でプレーし、2018年に大宮へ加わった。初年度から定位置を確保し、明治安田生命J2リーグで36試合に出場し3ゴールを記録。翌シーズンは22試合出場2得点という成績を残したが、今季は5試合の出場にとどまっていた。

 ヴィターリス・マクシメンコはラトビア出身の29歳。母国リーグで頭角を現し、ブライトンやVVVフェンロなどヨーロッパを渡り歩いた。今季から大宮でプレーしており、明治安田生命J2リーグで17試合に出場していた。

 契約満了に際し、3選手は大宮のクラブ公式HPでコメントを残している。

◼︎畑尾大翔
「今シーズン限りで契約満了になり、大宮アルディージャを退団することが決まりました。期限付きで加入した2018年、『来年も!』と皆さんに必要としていただけたことがとてもうれしかったです。だからこそ皆さんの思いに応えようと2年半、自分なりにピッチ内外でチームのために全力を尽くしました。しかし、目標達成には届きませんでした。自分の力のなさに対する不甲斐ない思いや、パートナーやサポーターの皆さまに対する申し訳なさを痛感しています。少し矛盾するかもしれませんが、自分の取り組みに関して悔いはありません。先にも述べた通り、チームのことを第一に考え、行動し、戦い、発信し続けてきた自負があるからです。2年半ともに戦ってくれた仲間には感謝しかありません。また、どんなときも熱く応援してくださったパートナーやサポーターの皆さまにとても感謝しています。これからも一人のサッカー選手として応援していただけたら幸いです。2年半、本当にありがとうございました。大宮アルディージャの飛躍を祈念しています」

◼︎酒井宣福
「今シーズンをもってこのチームを去ることになりました。3年間、大宮アルディージャの選手としてプレーさせてもらえたことに感謝します。本当にありがとうございました。サポーターの皆さんには悔しい思いばかりさせてしまいましたし、優勝、昇格という目標を達成できなかったことが何よりも悔しいです。特に今年一年はチームの力になることがほとんどできず、情けなくて悔しいです。本当に申し訳ありませんでした。それでも、どんな状況でも背中を押してくれたサポーターには本当に感謝しています。ありがとうございました。残りのシーズンも最後まで全力で頑張りますので、チームの応援をよろしくお願いします。大宮を離れるのはとても寂しいですが、これからも大宮アルディージャを応援しています。これからはここでの経験を人生の糧に自分の人生を進んでいきたいと思います。3年間お世話になりました」

◼︎ヴィターリス・マクシメンコ
大宮アルディージャに感謝しています。ここでプレーしたのは良い経験になりました。私も家族も美しい日本での時間を楽しみました。サッカー選手としてのキャリアを日本で継続したいと望んでいます。皆さん、近いうちにスタジアムでまた会いましょう」

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