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鳥取の39歳FWフェルナンジーニョが今季限りで現役を引退「感謝の気持ちでいっぱい」

2020.10.22

現役引退を発表したフェルナンジーニョ [写真]=J.LEAGUE

 ガイナーレ鳥取は22日、ブラジル人FWフェルナンジーニョが2020シーズンをもって現役を引退することを発表した。

 フェルナンジーニョは1981年生まれの39歳。母国ブラジルでのプレーを経て、2004年に来日し、ガンバ大阪に加入した。翌2005年にはG大阪のJ1初優勝に大きく貢献。2007年に清水エスパルスへ移籍すると、その後京都サンガF.C.や大分トリニータ、ベガルタ仙台、ヴァンフォーレ甲府などのJクラブとブラジルのクラブでのプレーを繰り返し、2014年から鳥取でプレーしている。今シーズンはここまで明治安田生命J3リーグで12試合に出場し、2ゴールを記録している。


 キャリア通算ではJ1で184試合出場47得点、J2で17試合出場1得点、J3で123試合出場37ゴールを記録。2004年と2005年にはJリーグ優秀選手賞を受賞し、2005年にはJリーグベストイレブンにも選出された。

 現役引退にあたり、鳥取の公式HPにて以下のようにコメントしている。

「20年間現役選手としてやってまいりましたが、今シーズンをもって引退することを決意しましたので皆様にお伝えしたいと思います。自分がプロサッカー選手として20年間という長いキャリアを積んでこられたのは周りの沢山の人々の支えがあったからです」

「まず初めにイエス キリスト様が下さった『健康』そして『サッカーという贈り物』。サッカーを出来るような環境じゃないにも関わらず励まし後押しをしてくれた両親と天国へ行ってしまった叔父と叔母。辛い日ややり切れない日を励ましてくれたり、毎日隣で応援してくれて可能な限り試合を観に来て力になってくれた奥さん。僕にインスピレーションを与えてくれた息子のサムエル。僕を受け入れてくれたクラブ、ガンバ大阪、清水エスパルス、京都サンガF.C.、大分トリニータ、ベガルタ仙台、ヴァンフォーレ甲府。そして6年間という長い間在籍したガイナーレ鳥取。そのほか、ブラジルで在籍した数々のクラブ。 これらのクラブの関係者の皆様。スポンサー皆様、サポーターの皆様。20年間関わってくださった全ての皆様に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今後、神様が下さる第2の人生を歩めるよう頑張ってまいります。皆様、本当にありがとうございました。ARIGATOUGOZAIMASU」

 また、鳥取の岡野雅行GMは以下のようにコメントしている。

フェルナンジーニョ、長い現役生活お疲れ様でした。あなたには大変感謝しています。野人プロジェクトであなたを獲得でき、めざましい活躍でクラブに大きく貢献してくれました。野人プロジェクトを通じてフェルナンジーニョの獲得にご協力頂いた皆様、そしてファン・サポーター、スポンサーの皆様、ガイナーレ一同あなたのプレーに釘付けになりました。ガイナーレだけでなく、日本のサッカー界に素晴らしい印象を残したと思います。第二の人生益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。フェルさん、Obrigado!本当にありがとう!残りの試合も頼んだよ!!」

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