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2位C大阪が6連勝! 退場者出すも柿谷のヘディング弾で神戸に競り勝つ

2020.09.16

神戸とC大阪が対戦した

 明治安田生命J1リーグ第25節が16日に行われ、ヴィッセル神戸セレッソ大阪が対戦した。

 リーグ戦5試合未勝利の11位神戸は、前節FC東京戦で復帰したMFアンドレス・イニエスタが7試合ぶりの先発。一方、勝ち点「44」の首位川崎フロンターレを追走する2位セレッソ大阪は、18歳の西川潤がJ1初先発となった。


 33分、カウンターでチャンスを迎えたC大阪は、エリア内まで持ち込んだ都倉賢が相手GK前川黛也との一対一を迎えるが、シュートは前川がセーブ。こぼれ球に前川と都倉両方が反応し、前川が先にボールを抱えた。すると、遅れた都倉は勢い余ってボールだけでなく前川の顔面にもキックを入れてしまい、一発レッドカードで退場となってしまった。前川は顔から出血し、左目付近を腫らしていたが、包帯を巻いてそのままプレーを続行した。一方、数的不利となったC大阪は西川に代えて、片山瑛一を投入した。

 神戸は45分、ドリブルでエリア内に侵入したダンクレーの折り返しが相手DFに跳ね返ると、ゴール前でイニエスタがボールに反応。右足を振り抜いたが、ブロックに入った相手DFに当たってボールはコーナーキックに流れた。49分には西大伍の折り返しが流れたボールを酒井高徳が左足ダイレクトボレーで狙ったが、枠を捉えられず。前半はスコアレスで折り返した。

 すると62分、1人少ないC大阪が先制に成功する。中盤で相手のプレッシャーを上手くかわしたレアンドロ・デサパトがアーリークロスを供給。相手DFの前に上手く入り込んだ柿谷曜一朗が頭でわずかにコースを変えると、ボールはそのままゴール左に吸い込まれた。柿谷にとっては今季リーグ戦での初得点となった。

 試合はこのまま終了。勝利したC大阪はリーグ戦の連勝を「6」に伸ばし、消化試合数「17」で並んだ川崎との勝ち点差は「5」に縮まった。なお、C大阪のJ1での6連勝は2005年10月以来のこと(当時は7連勝)になる。両クラブの次戦は19日に行われ、神戸はアウェイで名古屋グランパスと、C大阪はホームで鹿島アントラーズと対戦する。

【スコア】
ヴィッセル神戸 0-1 セレッソ大阪

【得点者】
0-1 62分 柿谷曜一朗(C大阪)

By サッカーキング編集部

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