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ガイナーレ鳥取が活動再開…髙木監督「やはり我々はフットボーラー」

2020.05.07

 4月11日から活動を休止していた明治安田生命J3リーグのガイナーレ鳥取は、7日から段階的に活動を再開した。

 鳥取県は、県内の新型コロナウイルス感染者数が3名(7日13時30分時点)で、4月18日から新たな感染者が確認されていない。この状況を踏まえ、5日に開催された県の「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」で、“3密”回避対策を講じることを条件に、屋内外のイベント開催や県立施設の利用に対して設定されていた制限を7日から緩和することが指針として発表されていた。


 これを受け、ガイナーレ鳥取は7日から段階的に活動を再開することを決定。全体練習は実施せず、人数制限を設け時間差でトレーニングを行うこと、選手やスタッフはクラブハウスを使用せず自宅と練習場を直行で行き来することといった方針を示していた。

 活動再開後初日のトレーニングを終え、髙木理己監督は「改めて我々はこの土地に生かされているということ、サッカーをさせていただいているということを痛感しております」とコメントし、以下のように語った。

「やはり、我々はフットボーラーですので、フットボールをすることで生かされているんだなと今日のトレーニングで改めて痛感いたしました。(中略)選手の健康を守り、鳥取県全体の新型コロナウイルスへの感染拡大防止に最大限貢献していきながら、我々はフットボーラーとして改めて生きていきたいと思っています。我々が活動を再開できるに至ったのは、皆様の努力以外何物でもありません。この努力を必ず今シーズンの『J3優勝』、『J2昇格』につなげていきます」

 また、鳥取のキャプテンを務めるMF可児壮隆もコメントを発表し、活動再開の喜びを以下のように述べている。

「やっぱりグラウンドでみんなと顔を合わせてトレーニングするということが精神的な面でも晴れますし、トレーニングとしてやれることも家の中で一人でやっていた時に比べると格段に増えたので、今日はすごく楽しかったです。(中略)ファン・サポーターの皆さんも、この自粛期間でなかなか『サッカーを見たくても見られない』という気持ちが溜まっていると思うので、リーグ戦が再開する時には皆さんのそういった気持ちを吹き飛ばせるようなプレーを見せられるように、全力で頑張ります!」

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