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NEXT GENERATION MACTHは横浜FMユースに軍配! 中村翼の2ゴールで高校サッカー選抜に勝利

2020.02.08

39分に先制点を決めた横浜FMユースの中村翼(中央の背番号25)と中村に駆け寄るチームメートたち

 8日、FUJI XEROX SUPER CUP 2020 NEXT GENERATION MACTHが埼玉スタジアム2002で行われ、横浜F・マリノスユースと日本高校サッカー選抜が対戦した。

 前半は高校サッカー選抜が攻める。3分、横浜FMユースディフェンスラインのパス回しのミスからボールを奪うと、濵屋悠哉がGKの頭上を狙うロングシュート。ここはGK佐藤史騎がかき出し、ことなきを得た。その後も高校サッカー選抜がセットプレーなども含めた波状攻撃を仕掛けるが、横浜FMユースが組織的なディフェンスで耐える展開となる。


 横浜FMユースは25分に米山導が左サイドを突破しチャンスを創出するなど、度々観客を沸かせるプレーを披露するが、得点までには至らない。しかし33分、久保龍世のパスを受けた中村翼が決定機を迎えると、一度はGKに阻まれるもこぼれ球を自ら突き刺して先制点を奪った。その後は横浜FMユースがペースを握り、米山、津久井などが立て続けにチャンスを迎えたが、追加点は生まれずに後半に突入した。

 後半、両チームともに大きく選手を入れ替える。横浜FMユースはGK寺門、DF仲村、MF久保に代えてGK小澤、DF石塚、FW長嶋を投入。高校サッカー選抜はMF濱屋、浅倉、藤田、FW田海に代えてMF山田、古宿、田中、FW晴山をピッチに送り込んだ。

 横浜FMユースは48分、中村翼が抜け出し相手GKと1対1を迎えると、冷静に右足でシュートを流し込みゴールを奪取。この日、2点目を記録した。しかし、高校サッカー選抜も反撃。田中克幸がロングボールをペナルティーエリア内で受けると、シュートフェイントで横浜FMユースDFをかわして左足を一閃。強烈なシュートが決まり、反撃の狼煙を上げた。

 終盤は両チームがチャンスを作り合う一進一退の攻防に。横浜FMユースは、72分に投入された星野創輝がその3分後にゴールを奪い3点目。対する高校サッカー選抜は、80分にこちらも途中出場の山田真夏斗がゴールを奪って怒涛の追い上げを見せた。しかし、試合はそのまま終了。横浜FMユースが3-2で勝利し、新世代の才能がぶつかり合った試合を勝利で飾った。

【スコア】
横浜F・マリノスユース 3-2 日本高校サッカー選抜

【得点者】
33分 1―0 中村翼(横浜FMユース)
48分 2-0 中村翼(横浜FMユース)
68分 2-1 田中克幸(高校サッカー選抜)
75分 3-1 星野創輝(横浜FMユース)
80分 3-2 山田真夏斗(高校サッカー選抜)

【横浜F・マリノスユース スターティングメンバー】4-4-2
寺門陸(40分 小澤俊介);成田翔紀、木村恵風、諏訪間幸成、仲村凌汰(40分 石塚心);角田惠風(72分 星野創輝)、植田啓太、久保龍世(40分 長島大)、中村翼;米山導(55分 宮下渓太)、 津久井匠海

【日本高校サッカー選抜 スターティングメンバー】4-2-3-1
佐藤史騎;吉田晴稀、藤井海和(62分 丸山喬大)、長江皓亮、大竹琉生(69分 神田悠成);藤田悠介(40分 田中克幸)、井堀二昭、後藤健太、浅倉廉(40分 古宿理久)、濵屋悠哉(40分 山田真夏斗);田海寧生(40分 晴山岬)

By サッカーキング編集部

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