D・オリヴェイラのゴールを祝福するFC東京の選手たち [写真]=J.LEAGUE
9日、明治安田生命J1リーグ第31節でジュビロ磐田とFC東京が対戦した。
現在最下位に沈みながらも、ホームのFC東京戦では6試合負けがない磐田。前節の“静岡ダービー”では3試合ぶりの勝利を掴み、16位湘南との勝点差を6にまで縮めている。
一方のFC東京は、今節がアウェイ8連戦のラストマッチ。良い流れで次節のホーム戦を迎えるべく、日本代表に選出されたDF室屋成やMF橋本拳人、FW永井謙佑らをスターティングメンバーに揃えた。
前半は互いに一進一退の攻防。0ー0のスコアレスで折り返すと、試合が動いたのは後半だった。
51分、FC東京の橋本が、前線へ浮き玉のスルーパスを供給。オフサイドラインのギリギリを斜めの動きで抜け出した室屋がペナルティエリア右でボールを収め切り返すと、後ろから追ってきたMF藤川虎太朗が倒してしまいこれがファウルに。PKを獲得したFC東京は、FWディエゴ・オリヴェイラがゴール左へ流し込み先制点を獲得した。
負けられない磐田はFW大久保嘉人やMFムサエフを投入し、得点への姿勢を強める。
それでも、猛攻をしのいだFC東京が1点を守り抜き試合終了。これで3連勝となり、同時刻に行われていたリーグ戦で鹿島アントラーズが敗れたため、FC東京が首位に立った。
一方の磐田はホームで痛恨の黒星。残り3節となり、J1残留へ厳しい状況が続いている。
【得点者】
0-1 53分 ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)
By サッカーキング編集部
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