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カターレ富山、「当日券完売」問題への対応を発表…相模原戦に対象のファンを招待

2019.08.27

カターレ富山は天皇杯3回戦で当日券を購入できなかったファンをJ3第21節に招待する

 カターレ富山は、31日に富山県総合運動公園陸上競技場(富山県陸上競技場)で開催予定の明治安田生命J3リーグ第21節SC相模原戦に一部のファンを招待する。27日、クラブ公式HPで発表した。

 富山は対象者を、14日に富山県陸上競技場で行われた天皇杯JFA第99回全日本サッカー選手権大会3回戦のベガルタ仙台戦において、「当日券の完売によって、入場できなかった方、ご希望のチケットを購入できなかった方」としている。招待券はメイン自由席(当日有効券)1枚で、試合当日にチケット売場横の特設ブースで対応するとしている。


 富山県サッカー協会が主管した天皇杯3回戦の仙台対富山戦では、スタジアムに空席が目立っていたにも関わらず、「当日券完売」で一部のファンが入場できなかった。富山県陸上競技場の有効座席数は「1万5410席」だが、試合の観客動員数は公式記録で3238人だった。

 試合当日、同協会が用意した実券(当日券)約1510席(有効座席数の10%が割り当て)が完売したため、キックオフ直前に来場した一部のファン・サポーターが試合を観戦できない事態が発生。一方で、残りの90%が割り当てられたオンラインチケットの販売は、複数の販売サイトで展開されていた。しかし、サイトごとにあらかじめ販売枚数が決まっていたため、売れ残ったオンラインチケットを当日券には回せず。当日券を購入できなかった人数は、「30〜50」人いたと見られている。

 また同試合では、自由席小中学生チケットが完売したため、小中学生に高校生料金でチケットを販売したことも問題に。この問題について富山県サッカー協会は、公式サイトを通じて、「自由席高校生をご購入した小中学生のお客様」を対象に、「自由席高校生チケット1枚につき、500円を返金いたします」と対応を発表。同協会は9月末まで返金対応に応じ、「チケット差額返金申請書に全ての必要事項をご記入の上、当日ご購入頂いた『自由席高校生』チケットの半券を添付して、FAXまたは郵送で富山県サッカー協会事務局までお送り頂きますようお願い致します」と呼びかけている。

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