復帰戦で今季初得点を決めたイニエスタ [写真]=J.LEAGUE
明治安田生命J1リーグ第15節が15日に行われ、首位FC東京はヴィッセル神戸をホームに迎えた。
神戸は6分、イニエスタの楔のパスから最後はダビド・ビジャがゴールを狙うがこれはオフサイドの判定。一方の東京は8分にディエゴ・オリヴェイラがヘディングシュートでゴールに迫るも、枠の上に外れて得点とはならなかった。
神戸は14分、クロスのこぼれ球から小川慶治朗が無人のゴールを狙うが、そのシュートはクロスバーに嫌われる。その直後には東京が素早いカウンターで攻めあがるが、室屋のシュートはミートせずゴール左に外れた。
東京は23分、矢島輝一が放った強烈なシュートは神戸の守護神キム・スンギュのスーパーセーブで阻まれる。さらに35分にはカウンターからディエゴ・オリヴェイラが一人で持ち上がり3対1の状況を作り出すが、最後はキム・スンギュに阻まれ神戸は再び守護神に救われる形となった。そのまま前半は終了し、両チームともスコアレスで折り返した。
神戸は49分、西大伍がイニエスタにパスを供給すると、イニエスタは右足で華麗なシュートをニアに流し込み先制に成功する。反撃を狙う東京は84分、小川諒也のフリーキックに橋本挙人が合わせるが、これはゴールポストに弾かれてしまう。その後も東京は神戸ゴールに何度も迫るがなかなか相手の守備を崩せない。
神戸は90+2分、ゴール前でウェリントンが放ったシュートは相手DFに阻まれ追加点とはならず。試合はそのまま終了し、6試合ぶりに復帰したイニエスタの先制点を守り切った神戸が、トルステン・フィンク監督の初陣を白星で飾った。
【得点者】
0-1 49分 アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)
【スターティングメンバー】
FC東京(4-4-2)
林彰洋;室屋成、チャン・ヒョンス、森重真人、小川諒也;大森晃太郎(64分 ナ・サンホ)、高萩洋次郎(82分 安部柊斗)、橋本挙人、東警悟;ディエゴ・オリヴェイラ、矢島輝一(64分 ユ・インス)
ヴィッセル神戸(4-3-3)
キム・スンギュ;西大伍、大崎玲央、宮大樹、初瀬亮;三田啓貴(72分 古橋亨梧)、山口蛍、イニエスタ(90+1分 渡部博文);小川慶治朗、ウェリントン、ダビド・ビジャ(87分 郷家友太)
By サッカーキング編集部
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