FOLLOW US

横浜FMが元社員の3300万円私的流用を謝罪…当該元社員が全額弁済へ

2018.11.20

横浜FMが元社員の不正行為を受けて謝罪した [写真]=Getty Images

 横浜F・マリノスは20日、「当社元社員による不正行為についてのお詫び」と題したリリースをクラブ公式HPに掲載した。

 Jリーグはこの日、横浜FMの元社員がクラブの資金約3300万円を私的流用したとして、同クラブにけん責及び制裁金300万円の処分を科していた。これを受け、横浜FMはクラブ公式HPで一連の不正行為について謝罪。経緯や再発防止策などについて、横浜マリノス株式会社の代表取締役社長を務める黒澤良二氏の名前で記している。


「誠に遺憾ながら、当社の元経理担当社員が、2012年から2018年にわたる7年間、収入印紙(額面総額約3,300万円)を着服、換金し、私的に流用していたことが判明し、弁護士を起用の上、調査した結果、本人が全てを認めたため、6月11日付で懲戒解雇、9月18日付で当該元社員、弊社間で公正証書を作成のうえ、当該元社員が全額弁済していくことを取り決めました」

「このような事態を招いた事を深く反省するとともに、ファン、サポーターの皆さま、パートナーの皆さまをはじめ、関係する全ての皆さまにご心配、ご迷惑をおかけする結果となりましたことを、心よりお詫び申し上げます」

「弊社は、本件の原因究明を図るとともに、業務フローの見直し、チェック機能の強化等、再発防止策を策定・実施致しました。また、管理監督責任を明確にするため、社長の黒澤の報酬の20%を3カ月間減額いたします」

「また本日、Jリーグより本件に対する制裁として、譴責並びに制裁金300万円の通達を受けましたことをあわせて報告させて頂きます」

「当社では、今回の不正行為の発生並びにJリーグからの制裁を厳粛に受け止め、コンプライアンス意識の徹底、内部統制の更なる強化に努めて参りますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO