川崎を率いる鬼木監督 [写真]=Getty Images
明治安田生命J1リーグ第32節が10日に行われ、川崎フロンターレはセレッソ大阪に1-2で敗れた。しかし、他会場で同時刻に行われていた2位サンフレッチェ広島がベガルタ仙台に0-1で敗れたことで、J1リーグ連覇が決定した。
川崎を率いる鬼木達監督は試合後、「想像してなかった終わり方だったので、なんとも言えないですけど。ただ、1年間戦ってきた成果だと思うので、本当に今日は喜びたいと思います」と連覇達成を喜んだ。
初優勝した去年との違いについては、「積み重ねてきたものもありますけど、ステップアップのところと、昨年優勝している分、選手たちには相当プレッシャーがあったと思う。そういう意味でも、ここまで本当によくやってくれたと思います」と語った。
広島と最大勝ち点差「13」を逆転しての優勝となったが、「焦りというのは正直なくて、自分たちのやるべきことをやる。それにつきると思います」と振り返った。
続けて、「自分たちから崩れないということを言い続けて、それを選手たちがやってくれた。あとはトレーニングを常に100パーセントしてくれた」と連覇の要因を挙げつつ、「もっともっとできることは多い。今日も失点しているから、そこはまだ後2試合あるので、しっかりと修正したい」と守備の改善点について語った。
川崎の黄金時代が到来したかと聞かれると、「フロンターレの時代を築こうとスタートした部分はあります」と明かし、「そういう意味でも選手たちが一年間よくやってくれたと思う」と選手たちをねぎらった。
By サッカーキング編集部
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