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J2岐阜、大木武監督が来季も指揮…今季残り2節で20位「大変悔しい思い」

2018.11.09

昨季からFC岐阜の指揮を執っている大木武監督 [写真]=Getty Images

 FC岐阜は9日、大木武監督との契約更新で合意し、2019シーズンも引き続き指揮を執ることが決まったと発表した。

 大木監督は1961年生まれの57歳。1993年から清水エスパルスで下部組織の監督やコーチ、サテライトチームやトップチームでのコーチや監督を歴任した。2002年にはヴァンフォーレ甲府、2003年には清水の指揮官を務め、2004年には川崎フロンターレU-18を指揮。2005年からは再び甲府の監督を務めて初のJ1昇格に導き、2008年からは日本代表コーチを務めた。


 2011年からは京都サンガF.C.やジュビロ磐田U-18の監督を務め、2015年からはFC今治のアドバイザーやバニーズ京都SCスーパーアドバイザーを務め、昨季から岐阜を率いている。1年目の昨季は明治安田生命J2リーグで11勝13分け18敗の勝ち点「46」で18位。今季は第40節終了時点で11勝7分け22敗、勝ち点「40」で20位。J2残留は決まったものの、苦しい戦いを強いられた。

 続投決定にあたり、大木監督は以下のようにコメントしている。

「今シーズンは思い通りの成績を収めることができず、私自身大変悔しい思いでいっぱいです。その中で、来シーズンもチャンスを頂きましたので、もっと多くの勝利を手にしてファン・サポーターの皆さんに喜んでいただき、チームの成績が上がるように、そして多くの感動をお届けします」

「残り2試合ありますし、今シーズンはホームが最終戦となります。最後の最後ですが皆さんぜひ応援に駆けつけてください。よろしくお願いいたします」

 また、岐阜の宮田博之社長は以下のようにコメントしている。

「今シーズンは『新時代を拓く』をテーマに新しいレールを敷いて新しい成長軌道を進むことを目指してきました。しかしチームの成績が安定することができず、ご心配をおかけしましたが皆様の変わらぬご声援のお陰で乗り越えることができました。来シーズンは大木監督のぶれない統率力と個とチームの力を発揮させる指導力でさらなる進化を期待しています」

「今シーズンもあと2試合となりました。11月17日のホーム、アビスパ福岡戦では、できるだけたくさんのファン・サポーターの皆様に来ていただいて、来シーズンに繋がる試合をご覧に入れたいと思っておりますので、熱い応援をよろしくお願いいたします」

 岐阜の次節は11日、水戸ホーリーホックとのアウェイゲーム。そして17日のJ2最終節では福岡をホームに迎える。

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