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トーレスが来日! 鳥栖加入の決め手は「最初に関心を示してくれたから」

2018.07.15

加入記者会見を行ったトーレス

 サガン鳥栖への加入が決まった元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが15日に来日し、都内で記者会見を行った。

 会見場に登場したトーレスは、まず日本語で「皆さん、こんにちは。日本の皆さん、サガンティーノの皆さん、こんにちは」とあいさつした。


 Jリーグのイメージについて問われると、トーレスは「鳥栖との交渉が始まってから、Jリーグの試合を見るようになった。非常に拮抗したチームが集まっていると思う」と印象を口にした。そして、なぜトーレスはJリーグを、鳥栖を選んだのか。同選手は「最初に関心を示してくれたのはサガン鳥栖だった。僕にとってはとても重要だった」と話し、誠意が決め手になったとしている。そのうえで、新天地での目標は「勝利」だと語った。

「ゴール数の目標を定めたことはない。チームが試合に勝つということが重要だ。最終的な目標は試合に勝つことだよ」

 また、家族も日本での生活を歓迎しているようで、同選手は「違った文化のところで子供たちが学べればいいなと思った。その中で高いレベルでサッカーができればいいなと思っていた」とコメント。さらに「いろいろなことを学びたい。人に対して敬意を払う国だと思っている。新しい街での暮らしを楽しみにしている。素晴らしいこの日本での生活を楽しみたい」と続け、笑顔を見せた。

 今夏、ヴィッセル神戸には元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが加入する。同じタイミングでの日本行きとなったことについては、「私も彼も同じような動機を持っていると思うし、日本をすごく愛していると思う。彼と試合ができることを楽しみにしているし、良い試合になるよう期待しているよ」と語った。移籍にあたってはイニエスタとやり取りをしたようで、「(鳥栖から)オファーが来て相談したし、決まった後には『おめでとう』というメッセージが来たよ」と話している。

 そして、抱負を求められたトーレスは、次のように述べた。

「できるだけ素晴らしいパフォーマンスを見せたい。皆さんの期待に応えるようなプレーをしたい。サッカー選手として良いプレーをすることとともに、チームメイトと良い人間関係を築くことが大切だと思っている。全力を尽くして、全力で期待に応えたい」

 “神の子”トーレスは、Jリーグの舞台でどのような活躍を見せてくれるだろうか。

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