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元大宮監督の渋谷洋樹氏、熊本の新指揮官就任「地域に感動と勇気を」

2017.12.14

ロアッソ熊本の監督就任が決まった渋谷洋樹氏 [写真]=Getty Images for DAZN

 ロアッソ熊本は14日、渋谷洋樹氏が新監督に就任すると発表した。

 渋谷氏は1966年生まれの51歳。1998年からNTT関東のコーチを務め、1999年からは大宮アルディージャの下部組織でコーチや監督を歴任した。2010年から2013年まではヴァンフォーレ甲府のコーチを担当。2014年に大宮へ復帰してコーチに就任すると、同年8月に監督へ昇格。同シーズンはJ2降格となったが、翌2015年にJ2優勝を果たしてJ1復帰を成し遂げる。2016年は15勝11分け8敗でクラブ最高成績となる5位へ躍進した。


 しかし今季は開幕から低迷し、明治安田生命J1リーグ第13節終了時点で2勝1分け10敗、最下位に沈んだ。そして5月28日、解任が発表された。

 監督就任にあたり、渋谷氏は水戸の公式HPにて以下のようにコメントしている。

「この度、ロアッソ熊本の監督に就任致します渋谷洋樹です。ロアッソ熊本で監督として現場で仕事をさせていただけることに大変感謝しております。今回、クラブの方と話をさせていただいた際、ロアッソ熊本が『県民に元気を、子ども達に夢を、熊本に活力を』のクラブ理念のもと、地域に根ざしたクラブづくりを目指して活動していることを聞き、監督としてのやりがいと、この気持ちに応えたいと強く思いました」

「サッカーで地域に感動と勇気を与えられるようなクラブを目指して、自分の力を全て出し切り、覚悟を持って2018シーズンに臨みます。来季は一つでも上を目指すために、今シーズンの悔しさを絶対忘れることなく、常に前進し、どんな時も赤い魂を持ち続け、選手・スタッフ、そしてロアッソ熊本を応援してくださる皆様との絆を力に変え、ピッチで躍動し、勝利の喜びを共に分かち合いましょう。熊本地震によりまだ大変な生活を強いられている方々にも、チームの頑張りが少しでも皆様の力になりますよう頑張ります。熊本の皆様、これからどうぞよろしくお願い致します」

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