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熊本、期限付き移籍中の2選手が契約満了に…薗田淳と小牧成亘が退団

2017.12.06

ロアッソ熊本が2選手との契約満了を発表

 ロアッソ熊本は6日、DF薗田淳、MF小牧成亘との契約満了に伴い、来季の契約を更新しないことが決まったと発表した。薗田は藤枝MYFC、小牧はアスルクラロ沼津へ期限付き移籍で加入しているが、両クラブとも移籍期間満了を同日に発表している。

 薗田は1989年生まれの28歳。常葉学園橘高校から2007年に川崎フロンターレへ加入し、2012年にはFC町田ゼルビアへ期限付き移籍で加入した。2014年にはコンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)へ完全移籍で加入。昨季から熊本でプレーし、今年7月から藤枝MYFCへ期限付き移籍で加入していた。今季は熊本では出場機会がなく、藤枝では明治安田生命J3リーグで4試合に出場した。


 契約満了にあたり、薗田は熊本の公式HPにて以下のようにコメントしている。

「サポーターの皆様、1年半という短い間でしたが、ありがとうございました!はじめに半年前『この選択が正しかった事を証明したい』と熊本を離れましたが、それに値する活躍ができませんでした。移籍先で出れない苦しい現実を痛感しながらも残留争いをする熊本へも貢献できるはずのない自分のチカラの無さに情けない日々でした」

「選手としてロアッソ熊本の勝利に結果で応える使命がありましたし、自分に期待してくれていた方、期待していなかった方、はロアッソ熊本にとって大切なサポーターです。今、果たせなかった事を心から申し訳なく思います。ただ、応援していただき勝利を目指した1年半は、自分にとってはかけがえのない素晴らしい時間でした。今の実力を受け入れ、また皆さんからいただいたたくさんのお言葉を、成長への糧とし、活躍する自分の姿を届けたい思いです」

「ストレスのたまるシーズンだったかと思いますが、そんな時にも叱咤激励し、見捨てる事なく、チームを最終節までサポートしてくださり、ありがとうございました。来年は素晴らしい一年になりますよう心から願っています」

 また、期限付き移籍期間満了にあたり、藤枝の公式HPにて以下のようにコメントしている。

「プロサッカー選手を目標に毎日ギラギラしていた自分を思い出し、プロの壁にぶち当たり続けている自分から脱し成長するキッカケを掴む決意で約10年ぶりに地元静岡へ戻ってきました。そしてチームの勝利へ全力で日々向き合ってきましたが納得できるパフォーマンスが出せず、苦しい時間を過ごすことになってしまいました」

「ただ藤枝でプレーできたことは自分の財産です。チームは順位こそ変わりませんが、確実に成長し前進したシーズンだったかと思います。この経験をチカラに藤枝MYFCがさらに飛躍することを別のクラブからになりますが応援しています。半年という短い間でしたが、ありがとうございました」

 小牧は1992年生まれの25歳。駒澤大学から2015年に熊本へ加入し、今季は沼津へ期限付き移籍で加入した。明治安田生命J3リーグで13試合出場4ゴール、天皇杯で3試合出場1ゴールを記録したが、両クラブとの契約満了が決まった。

 契約満了にあたり、小牧は熊本の公式HPにて以下のようにコメントしている。

「この度、今シーズン限りでロアッソ熊本を離れることになりました。どんな時でも応援してくださったファン、サポーター、スポンサーの皆様、ロアッソ熊本関係者の皆様、そして親、兄弟など本当にたくさんの人たちに支えられながら大好きな熊本でプレーできたことが何よりも幸せでした。期限付き移籍期間を含め3年間ありがとうございました」

「チームを離れることになりましたが、ロアッソ熊本のこれからの活躍を期待しています。私自身もロアッソでの経験を糧にまだまだ直向きに頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします。3年間本当にありがとうございました」

 また、期限付き移籍期間満了にあたり、沼津の公式HPにて以下のようにコメントしている。

「今期限りでアスルクラロ沼津を退団することになりました。1年間という短い期間でしたがありがとうございました。ファン、サポーター、ご支援いただいたスポンサー企業の皆様、選手、スタッフ、アスルクラロに関わる人と共にこの1年全力で戦えたことを幸せに思います。アスルクラロでの経験を糧にこの先さらに頑張っていくのでこれからも応援よろしくお願いします。1年間本当にありがとうございました。チームは離れることになりますがこれからのアスルクラロ沼津のさらなる活躍を期待しています」

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